●どこへ消えたの?なくなるの?「とける」って何だろう ●とけるいろいろ ●酸のとかす力
レモンや酢(す)など、すっぱいものの正体は酸(さん)。水に酸がとけこんでいるんだよ。ところで、この酸は、他のものをとかしたり分解(ぶんかい)したりする強い働きを持っているよ。ふつうの水では鉄などの金属(きんぞく)をとかすことができないけれど、水に酸がとけこんでいると、酸の力によって少しずつ鉄がとけるんだ!
用意するもの:うずらたまご・食酢(しょくす)・コップ
食酢を入れたコップの中に、うずら卵(たまご)を入れて・・・5、6時間おいてみて。うずら卵はどうなっているかしら?
最初は酢(す)の中でしずんでいた卵(たまご)。カラの炭酸(たんさん)カルシウムが酸(さん)にとけてゆき、もようがとれてうき上がってくるよ。時間がたつとカラはすっかりとけてやわらかいまくだけになるよ。
酸性雨(さんせいう)とは、ふつうの雨よりも酸性(さんせい)の強い雨のこと。工場などで石油や石炭を燃(も)やした時や、自動車の排気(はいき)ガスなどから発生する「酸化物(さんかぶつ)」が大気中で雨のもとになる水滴(すいてき)にとけこんで酸性雨になるよ。酸性雨が原因(げんいん)で銅像(どうぞう)の表情(ひょうじょう)が変わってしまったり、森の木がかれたりしてしまうんだ!
「とける」のは消えてなくなるのではなく、目に見えないつぶが散らばっているんだね。水にはいろんなものがとけるから、海や川、雨にいろいろなものがまざっているのにもビックリ!「とける」はふしぎでおもしろいね。