みんながまず思いうかべる花火といえば、丸く大きく広がってパッと色が変わるものじゃないかな。これは日本の代表的な花火で「菊花火(きくはなび)」というよ。どこから見ても丸く広がるのは、花火のもとである花火玉がボールのような球の形をしていて、それがはじけるからなんだ。
この花火玉の直径は60cm、重さは80kgもあるよ。400mほど上がったところで開き花火の直径は約400mにもなるよ。
外国の打ち上げ花火の花火玉は、球の形ではなく筒(つつ)の形になっているよ。だから日本の花火のように丸く開かずに、下へだらりとたれ下がるんだ。星の形も丸じゃなく、1色の火薬で作るから色も変わらない。花火玉の中につめられたいろいろな細工が飛び散る、にぎやかなものなどがあるよ。まん丸く大きく開いたり、何重かの色の輪ができたり、次々と色が変わったりするのは、日本の花火ならではの美しさなんだね。