●楽器の音はどうやって鳴るの? ●音はどうして出るの?  ●まだまだあるよ、いろんな楽器!
音が出るもので、音楽を演奏(えんそう)するために使う道具はぜんぶ楽器だよ。
生活の中にはいろんな楽器があふれているんだね。
名器といわれるバイオリンは古くなるほど音がよくなるんだ。音がよくなるのは、材料の木がだんだんかたく軽くなること、ひきこむごとによくひびくようになることなどが理由だといわれているよ。約300年前に作られたストラディバリウスというバイオリンは、家が何軒(なんけん)も買えるような値段(ねだん)がつくこともあるんだよ。
教会やコンサートホールにあるパイプオルガンは、かべ全体をおおいつくす巨大(きょだい)な楽器で「楽器の王様」と呼(よ)ばれているよ。オルガンのとりつけられている建物自体が楽器であるともいえるよ。たくさんのパイプを通る空気を調節して音を出すんだ。大きなものではパイプが3万本以上も使われているんだよ。海外で「オルガン」と呼ぶときはおもにパイプオルガンのことで、みんながよく知っているオルガンは「リードオルガン」と呼ばれているよ。
中部電力の新名古屋火力発電所のかべには、不思議な模様(もよう)がえがかれているよ。これはモーツァルトが作った交響曲(こうきょうきょく)第40番ト長調の楽譜(がくふ)をもとにしたものなんだ。建設計画(けんせつけいかく)がはじまった1991年がモーツァルトが亡(な)くなってからちょうど200年だったことから、このデザインになったんだよ。
どうやって音が鳴っているのかを知れば、楽器の演奏(えんそう)もよりうまくなれそうだね。
いろんな楽器についてしくみや歴史を調べることで、楽器や音楽がもっと好きになれたらいいね。
監修:名古屋音楽大学 柴田篤志 助教授
協力:名古屋音楽大学
写真提供(一部):ヤマハ株式会社 株式会社全音楽譜出版社