●石炭はどうやってできたの? ●どんふうに使われていたの?  ●いまも使われているの?
エネルギーの中心が石油にかわったいまも、石炭は製鉄所(せいてつじょ)や火力発電所などを中心に使われているよ。
鉄をふくんだ石=<鉄鉱石(てっこうせき)>から鉄を取り出す製鉄所(せいてつじょ)では、いまもコークスが使われているよ。ビルの鉄筋(てっきん)、自動車や自転車、鍋(なべ)やフライパンなど、いろんな鉄製品(てっせいひん)があるのは石炭のおかげなんだね。

※石炭を蒸(む)し焼きにしたもの
愛知県碧南市にある火力発電所では、石炭を使って電気を作っているよ。ここは日本で一番大きく、世界でも最大級の石炭火力発電所なんだ。
石炭が燃(も)えるときに出る煙(けむり)やすすは、そのままでは地球をよごしてしまうんだ。排気(はいき)ガスをきれいにする装置(そうち)を取り付けて、空気をよごさないようにしているんだよ。
 
石炭を燃(も)やした後にできる石炭灰(せきたんばい)は、捨(す)てずにもう一度利用されているよ。コンクリートに混(ま)ぜたり、畑や花壇(かだん)などの土や、脱臭剤(だっしゅうざい)として利用されているんだ。
石炭や石油などの化石燃料(かせきねんりょう)にはかぎりがあるんだよ。石油に頼(たよ)りすぎず、石炭やいろいろなエネルギー資源(しげん)をバランスよく使うことで、石油が手に入りにくくなったときにも困(こま)らないように考えているよ。
石炭は地球が何億年という、とても長い年月をかけて作りあげた、大切なエネルギー資源(しげん)なんだね。
未来の人たちが困(こま)らないためには、いまどうすればいいのか考えてみよう。