電気こどもシリーズ

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特集2 速く走るための正しい走り方だよ!

速く走るためには、「太ももを高く上げることが大切」と昔からいわれてきたよ。でもそれはまちがいで、本当に大切なのは腸腰筋(ちょうようきん)を使って太ももをすばやく引き上げることなんだ。さらに、腕(うで)をふって腰(こし)を回すことで、股関節(こかんせつ)を前後に大きく動かすことがポイントだよ。

大きなポイント5つイラスト 太ももをすばやく引き上げる

腸腰筋(ちょうようきん)を使って太ももをすばやく引き上げよう。ひざや足首をリラックスさせれば、自然(しぜん)にひざが曲がり、次の一歩がムチのようにふり出せるよ。

太ももをすばやく引き上げるイラスト
腕をふって腰を回す

右腕(みぎうで)を勢(いきお)いよく後ろにふることで、右の腰(こし)を前に出そう。左も同じだよ。

腕をふって腰を回すイラスト
地面を力強くける

支(ささ)える脚(あし)は1本の棒(ぼう)のようにして、前から後ろへ力強くけり出そう。
股関節(こかんせつ)を大きく動かすのがポイントだよ!

地面を力強くけるイラスト 速く走る科学コラム 科学が日本人を速くした!

アメリカ、ヨーロッパ、アフリカの人たちに比(くら)べると、日本人は身体が小さいこともあって、以前(いぜん)は陸上競技(りくじょうきょうぎ)の短距離走(たんきょりそう)でなかなかかつやくできなかったんだ。でも、2003年の世界陸上選手権(せかいりくじょうせんしゅけん)200メートルで末續慎吾(すえつぐしんご)選手(せんしゅ)が銅(どう)メダルを取ったり、2008年の北京(ぺきん)オリンピック男子400メートルリレーで日本チームが銅メダルを取ったりと、身体の大きな選手たちの中でもトップレベルの成績(せいせき)を出せるようになってきたよ。その大きな理由は、「スポーツ・バイオメカニクス」という研究(けんきゅう)が発達(はったつ)したことで、一流選手の走り方を細かく分析(ぶんせき)できるようになったからなんだ。身体の動きを科学的(かがくてき)に分析することで、効果的(こうかてき)なトレーニング方法(ほうほう)や、速く走るための正しい動きがわかるようになり、日本の短距離走のレベルが上がったんだよ。

赤と白の筋肉がある!?

人間の筋肉(きんにく)には、大きく分けて「白い筋肉」と「赤い筋肉」があるよ。白い筋肉は、瞬間的(しゅんかんてき)に大きな力を出すときに、赤い筋肉は長い時間運動するときに使われるんだ。両方の筋肉が、一定のバランスで混(ま)ざっているよ。白い筋肉はトレーニングで太くすることで、筋力もアップするけど、赤い筋肉は太くならないから、長距離(ちょうきょり)を走る選手(せんしゅ)は、逆(ぎゃく)に白い筋肉を細くするトレーニングをしているよ。

赤と白の筋肉がある!?イラスト