イネを育(はぐく)むほかにも、私(わたし)たちの生活や、ほかの生き物にいろいろなめぐみをもたらしているよ。
イネからお米を収穫(しゅうかく)したあとの残(のこ)りの部分は、昔からいろいろなものに利用(りよう)されてきたよ。
中部電力では、タイのピチット県で行われている「もみがら」を燃料(ねんりょう)にした発電に協力(きょうりょく)しているよ。1年間に約(やく)15万トンの「もみがら」を使って、7,000軒分(けんぶん)の電気をつくるんだ。
お米作りは、私(わたし)たちの生活と環境(かんきょう)に深く結(むす)びついているんだね。たくさんの時間と手間をかけて食卓(しょくたく)にのぼるお米を、残(のこ)さず大切に食べて、パワーの源(みなもと)にしよう!
「ポプラディア情報館 米」石谷孝佑 監修(株式会社ポプラ社)、「地球を救う!植物 イネ・米」津幡道夫 著(大日本図書株式会社)、「お米なんでも大百科(3) お米ってどんな植物だろう?」保岡孝之 監修(株式会社ポプラ社)、「科学のアルバム・かがやくいのち(20) イネ 米ができるまで」飯村茂樹 著、白岩等 監修(株式会社あかね書房)、「そだててあそぼう(6)イネの絵本」山本隆一 編(農山漁村文化協会)、農林水産省ホームページ