2021年9月1日

脱炭素社会ってなんだろう?

「脱炭素社会(だつたんそしゃかい)」という言葉を聞いたことがあるかな? 地球温暖化(ちきゅうおんだんか)を止めるために、温室効果(こうか)ガスの増加(ぞうか)をゼロにするのが「脱炭素社会」だよ。
今、世界中の国々が力を合わせて脱炭素社会に向けて、取り組んでいるんだ。
日本では2050年までに脱炭素社会を実現(じつげん)することを目指しているよ。

脱炭素社会

特集1 どうして「脱炭素」が必要なの?

地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の大きな原因(げんいん)は、二酸化炭素(にさんかたんそ)などの温室効果(おんしつこうか)ガスが増(ふ)えることだよ。温室効果ガスが増えると、地球の熱(ねつ)が外へにげにくくなってしまうんだ。地球温暖化を止めるためには、二酸化炭素を空気中に出す量(りょう)と、回収(かいしゅう)して減(へ)らす量を同じにして、温室効果ガスが増えない「実質(じっしつ)ゼロ」の状態(じょうたい)(「カーボンニュートラル」というよ)にしなくてはいけないよ。回収できる量には限(かぎ)りがあるので、出す量を減らさないと、脱炭素社会(だつたんそしゃかい)は実現(じつげん)できないんだ。

地球温暖化が進むとどうなるの?

特集2 どうして二酸化炭素が出るの?

二酸化炭素(にさんかたんそ)は、物を燃(も)やしたときにできるよ。だから、石油や石炭、天然(てんねん)ガスなどの化石燃料(かせきねんりょう)を燃やして、発電をしたり、工場で機械(きかい)を動かしたり、自動車や飛行機(ひこうき)などの乗り物を動かしたりすると、どうしても出てしまうんだ。

日本の部門別二酸化炭素排出の割合グラフ 便利な暮らしが二酸化炭素を増やす原因になっているなんて知らなかった。

特集3 二酸化炭素を出さない暮らしを目指して

電気自動車や省(しょう)エネ家電を利用(りよう)する、エコバッグを使う、リサイクルでゴミを減(へ)らすなど、二酸化炭素(にさんかたんそ)をできるだけ出さないために、一人一人ができることを世界中の人たちが始めているよ。電力会社では、太陽光や風力、水力などの再生可能(さいせいかのう)エネルギーを使った発電や原子力発電、新しい技術(ぎじゅつ)をつかった火力発電などの開発に取り組んでいるよ。

特集3 二酸化炭素を出さない暮らしを目指して

再生可能(さいせいかのう)エネルギーの中で一番利用(りよう)が進んでいるよ。

特集3 二酸化炭素を出さない暮らしを目指して

海の上では、地上よりも強い風がふいているよ。その強い風を利用(りよう)して、たくさんの電気がつくれるよ。

CCSってどんな技術?
「CCS」は、脱炭素社会を実現するための新しい技術だよ。工場や発電所から出る二酸化炭素を集めて、地下深くへ送り、地層のおくに閉じこめることで、二酸化炭素を空気中に出さないようにするんだ。

2050年には、みんなは何才になっているかな? 脱炭素社会(だつたんそしゃかい)に必要(ひつよう)な新しい技術(ぎじゅつ)やアイデアを生み出すのは、もしかしたらきみたちかもしれないね!

この特集の壁新聞がダウンロードできるよ!

壁新聞画像759「脱炭素社会」号の壁新聞[PDF:3,423KB]

おもな参考文献

「国谷裕子と考える気候危機と脱炭素社会~地球の悲鳴が聞こえませんか?~」国谷裕子 監修(株式会社文溪堂)、「未来をつくる仕事がここにある 再生可能エネルギー図鑑」Looop 監修、青山 邦彦イラスト(株式会社日経BP)、「世界がぐっと近くなるSDGsとボクらをつなぐ本」池上 彰 監修(株式会社学研プラス)、「月刊 Newsがわかる 2021年5月号」(毎日新聞出版株式会社)

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