2022年1月1日

クイズで頭脳をきたえよう!

クイズは、楽しみながら、新しい知識(ちしき)や考え方などを身に付(つ)けることができる、とてもためになる遊びだよ。
クイズにくわしくなって、いろいろな問題に挑戦(ちょうせん)してみよう。

クイズのことを、昔の人は「当てもの」と呼んでいたよ。

特集1 クイズってどんな意味?

クイズとは、なぞを解(と)いて答えを見つける遊びのことだよ。英語(えいご)の「quiz(クイズ)」からできた言葉で、なぞ解きをするクイズという意味の他(ほか)に、「小テスト」「質問(しつもん)」「人をからかうこと」などの意味があるよ。

観客をあつめてクイズ番組を生放送する写真

特集2 クイズはいつからあるの?

いつ始まったかは、はっきりしていないけど、なぞを解(と)く遊びはずっと昔から行われていたよ。例(たと)えば、今から2000年以上(いじょう)前に書かれたギリシャ神話には、スフィンクスという怪物(かいぶつ)が旅人に問題を出す場面があるよ。

スフィンクスが出した問題「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足で歩く動物は何か?」答えは「人間」!人間の一生を一日で例えると、赤ちゃんの時はハイハイをして、やがて2本足で歩くようになり、年を取ると、つえをつくからだよ。
コラム 江戸時代のクイズ「判じ絵」

日本には昔から、絵や文字が何を表しているかを当てる「判(はん)じ絵」という目で見るなぞなぞ遊びがあって、江戸時代(えどじだい)に大流行したよ。ヒントを読んで、何を表しているのか判じてみよう!

  • 判じ絵1イラスト

    水をためておく物、星座(せいざ)にもなっているよ。

  • 判じ絵2イラスト

    町によくいる小さな鳥の名前。

  • 判じ絵3イラスト

    水を切る時に使うキッチン用品。

  • 判じ絵4イラスト

    目の上にあるのは半分に切った「まり」。

  • 判じ絵5イラスト

    ちょうが止まっている場所はどこかな。

  • 「判じる」とは「考えて答えを出す」という意味。日本人は昔からダジャレのような言葉遊びが好きだったんだね。
  • クイズの答えはこちら

    1.水がめ 2.すずめ 3.ざる 4.まめ 5.ほうちょう

いろいろなクイズに挑戦してみよう!

1知識クイズ 電気こどもシリーズちゅうでん壁新聞の発行はいつから?イラスト 2あるなしクイズ 3ひらめきクイズ 4なぞなぞ 5マッチ棒クイズ
  • クイズの答えはこちら

    1. 1951年
    2. ある(「ある」にはすべて十二支(じゅうにし)が入っていて、耳には「み」が入っているから。)
      ※十二支:ね、うし、とら、う、たつ、み、うま、ひつじ、さる、とり、いぬ、い
    3. く(「ちょう」に「く」をたすとチョークになる。)
    4. イルカ(ひっくり返すと「かるい」になる。)
    5.
    5番の答え

この特集の壁新聞がダウンロードできるよ!

壁新聞画像第761号 クイズの壁新聞[PDF:2,186KB]

おもな参考文献

「なぞなぞパワーのヒミツ」」このみひかる 著(大日本図書株式会社)、「クイズ文化の社会学」石田佐恵子・小川博司 編(世界思想社)、「いろは判じ絵」岩崎均史(株式会社青幻舎)、一般社団法人日本クイズ協会ホームページ、語源由来辞典クイズホームページ

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