2022年3月1日

世界中で愛されている食べ物 パンのひみつ

パン屋さんに行ったことはあるかな?
いろいろな大きさや形のパンが並(なら)んでいて、
どれもふっくらとしていておいしそうだね。
パンは何でできているんだろう?
どうやって作られるのかな?

「パン」という言葉はポルトガル語の「Pao」が語源だよ。

特集1いろいろな国のいろいろなパン

パンは、世界中のいろいろな国で主食やおやつとして食べられているよ。どんな国でどんなパンが食べられているのか見てみよう。

  • あんパン

    中にあんこを入れたパン。日本には他(ほか)にも、メロンパン、カレーパンなど、たくさんの種類(しゅるい)のパンがあるよ。

  • プレッツェル

    細い生地(きじ)をくねくねと丸く整えたパン。かたくて塩(しお)のつぶが付(つ)いているものが多いよ。

  • スコーン

    イーストではなくベーキングパウダーでふくらませた、スコットランドに古くから伝(つた)わるパンだよ。

  • フォカッチャ

    ピザの元になったといわれている、平らな形のパン。生地(きじ)にオリーブオイルが使われているよ。

  • クロワッサン クロワッサンはフランス語で三日月のこと

    生地(きじ)の間にバターが折(お)りこまれ、たくさんのうすい層(そう)が重なっている、三日月型(がた)のパンだよ。

  • ベーグル

    生地(きじ)をゆでてから焼(や)く、ドーナツのような形のパン。ぱりぱりもちもちした食感がとくちょうだよ。

  • まん頭・包子

    「まん頭(とう)」は蒸(む)したパンだよ。中に具が入ったものは「包子(ぱおず)」と呼(よ)ばれるよ。

  • ポンデケージョ

    タピオカと同じ原料(げんりょう)を使ったパン。もちもちした食感とチーズの風味がとくちょうだよ。

  • ピロシキ

    肉、魚、ジャムなどいろいろな具材(ぐざい)を包(つつ)んで、あげたり焼(や)いたりして作ったパンだよ。

  • ナン

    タンドールというかまどのかべにはりつけて焼(や)く、平たい形のパン。カレーといっしょに食べるよ。

特集2パンは何からできているの?

パンの主な原料(げんりょう)は小麦だよ。小麦を粉(こな)にした「小麦粉(こむぎこ)」に、水、塩(しお)、イーストなどを加(くわ)えて生地(きじ)が作られるんだ。国や地方によっては、小麦粉の他(ほか)にライ麦やトウモロコシの粉などを使うこともあるよ。日本ではお米を使ったパンも作られているよ。

小麦の写真
パンの原料イラスト。イーストは、「酵母」という菌の仲間。目に見えないほど小さいよ。 パンの作り方イラスト 明治時代に生まれたあんパン
日本で初めて菓子パンを作ったパン屋さんは東京の「木村屋」。
開店したのは明治2年で、今から150年ほど前だよ。
木村屋の人たちは、日本人の口に合うようにと、日本酒を作るときに使う酵母を使って生地を作り、中にあんこを入れた「あんパン」を考えだしたよ。

特集3パンがふっくらしているのはなぜ?

パンがふっくらしているのは、イーストとグルテンのおかげだよ。パンの生地(きじ)を練ると、小麦粉(こむぎこ)にふくまれるたんぱく質(しつ)がからみ合って、ねばねばしたグルテンになるんだ。その後、生地をねかせておくと、グルテンに包(つつ)まれたイーストが、小麦粉の糖(とう)を食べて二酸化炭素(にさんかたんそ)とアルコールを作り、あわのようになって生地をふくらませるんだよ。

発酵のしくみイラスト
発酵のしくみイラスト
パンの歴史は6000年!

初めてパンが作られたのは、今から約(やく)6000年前だよ。今の西アジアのあたりで栄(さか)えていた、メソポタミアの人たちが作ったといわれているよ。

メソポタミアの人たちイラスト

パンは、大昔から世界中で作られていて、世界中の人々が食べてきた、長い歴史(れきし)のある食べ物なんだね。

興味がある人は、家の人といっしょにパンを焼いてみてね!

この特集の壁新聞がダウンロードできるよ!

壁新聞画像762「パン」号の壁新聞[PDF:4,234KB]

おもな参考文献

「世界中で食べられている! パンの大研究 種類・作り方から歴史まで」竹野豊子 監修(株式会社PHP研究所)、「食べものが大へんしん! 発酵のひみつ つくってみよう! 発酵食品」小泉武夫 監修 中居 惠子 著(株式会社ほるぷ出版)、「コドモエのえほん パンのずかん」井上好文 監修 大森裕子 著(株式会社白泉社)、「「食」で総合学習 みんなで調べて作って食べよう!(1)パン・めん」学校法人 和光学園 和光鶴川小学校 監修 藤崎友美 著(株式会社金の星社)、パン食普及協議会ホームページ、よし亭 簡単パンレシピホームページ

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