成果・取り組み紹介

「ドローン×AI」による電力設備巡視・点検業務の効率化

2020年04月01日

研究概要

電柱や電線、鉄塔をはじめとする電力設備の巡視・点検は、主に目視により行っており、高所にある機器の点検は、高所作業車等を使用して行っています。作業車の進入が困難な場合、昇柱による高所作業が必要となります。また、台風など非常災害時において、倒木や土砂崩れなどで進入困難箇所がある場合、その先の被害状況の把握が困難となります。これらのケースに対応するため、建設業や農業領域で活用され始めたドローンに着目しました。
ドローンを活用することにより、高所からの設備映像を安全に取得でき、点検時間短縮や省力化が期待できます。開発した自動巡視システムでは、画面に表示される地図上の設備を選択し、実行ボタンを押すことにより、ドローンが自動で選択した設備へ飛行し外観撮影することを可能としています。
これにより、従来、ドローン本体とカメラ操作の両方を行っていた操縦者の負担を軽減できます。
さらに、設備の異常箇所発見の支援として、AIの物体検出技術を活用し、巡視対象設備の検出が可能であることを確認しました。
AIを搭載したシステムについては、検出設備の適用範囲拡大を図り、さらなる機能改善や高度化の要望に応えていきます。

自動巡視システムの動作イメージ
自動巡視システムの動作イメージ
飛行計画策定画面
飛行計画策定画面
鉄塔外観の自動撮影
鉄塔外観の自動撮影
上空からAIによる電柱検出
上空からAIによる電柱検出

問合せ先

中部電力株式会社 技術開発本部 先端技術応用研究所 情報通信グループ
Tel:052-621-6101

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