トップメッセージ
TOP MESSAGE

中部電力
代表取締役社長 社長執行役員

林欣吾

中部電力グループは、2021年11月、「中部電力グループ経営ビジョン2.0」の中で、「DXを活用した価値創出・業務変革」を宣言しました。
DX。それは、中部電力グループにとって、単なる「デジタルを使った業務の効率化・省力化」ではありません。それ以上に、「デジタルによって新しい価値を生み出せているか、サービスを根本から変えられているか、新たな事業機会を作れているか」を、自らに問いかけます。

私たちは、エネルギー産業という、脱炭素、地球のサステナビリティに、重大な責任を持つ企業です。
そして、発電所から、お客さまのお住まいの一軒一軒にまで届く、巨大できめ細かいネットワークを持つ企業です。「地域」に深くかかわりを持つ企業です。
そんな企業として、私たちは、DXによって、社会を大きく変えていく、さまざまな社会の課題を根本的に解決する、という大切な使命を持っています。

私たちの取るべきDXの方法。
それは、「電力ネットワークを、データネットワークへと進化させていくこと」。人が住むところならすべてに行き渡っている、縦横無尽の電力網。このネットワークに「データ」を通わせ、社会全体の情報流通という重要な仕事を担ってゆく。そのことで、社会や企業に極めて数多くのソリューションを提供できる、と確信しています。
私たちは、グループ一丸となってこのことに取り組みます。
たとえば、グループを挙げての、エンジニアなどの技術人財の積極的な採用や育成はもちろん、その技術を業務・サービスの変革につなげるDX人財の育成、データ基盤のより充実した整備など。
そして、今もう既に、DER分散型エネルギー源の活用による電力需給バランスの調整や、個人向け・企業向け両方の脱炭素化サービスの提供など、具体的な成果も生まれはじめています。

私たちは、お客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまからのご期待に応えられるよう、可能なあらゆる取り組みにチャレンジするとともに、適切に情報発信し、企業価値の向上を目指していきます。
「DX」という、大きな目標に挑み続ける、これからの中部電力グループ。どうか、ご期待ください。

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