プレスリリース

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駿河湾の地震時の揺れに関する要因の分析状況等に関する地域の皆さまへのご説明について

2010年01月19日
中部電力株式会社

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新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査結果および
駿河湾の地震時の揺れに関する要因の分析状況に関する
地域の皆さまへのご説明について

当社は、新耐震指針に照らした浜岡原子力発電所の耐震安全性評価の一環として、平成20年9月に開始した新潟県中越沖地震を踏まえた地下構造特性調査、平成21年9月に開始した駿河湾の地震を踏まえた地下構造特性調査(追加調査)、および駿河湾の地震で発電所敷地内の揺れに違いが生じたことの要因分析を進めております。調査結果や評価がまとまった都度、国のワーキンググループに報告していますが、これまでの報告内容を整理して、本日、御前崎市議会にご説明いたしましたので、お知らせいたします。
整理したこれまでの調査結果や分析状況は、次のとおりです。

  • 駿河湾の地震では、5号機が他号機に比べ大きな揺れとなっていましたが、それ以外の方向から到来する地震波では、5号機が他号機と同程度の揺れとなっていました。
  • 5号機の揺れが他号機に比べ大きかった主な要因は、敷地近傍の深さ数百m以浅の浅部の地下構造によると考えられます。

当社といたしましては、引き続き、新耐震指針に照らした浜岡原子力発電所の耐震安全性評価に関連した調査や分析等を進め、国のワーキンググループに報告するとともに、適時、地域の皆さまにご説明してまいります。

※国のワーキンググループとは、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会地震・津波、地質・地盤合同ワーキンググループのことです。

別紙

以上

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