CSR・サステナビリティ

トップメッセージ

代表取締役社長 社長執行役員 林 欣吾

当社グループは、社会のため、地域の皆さまのために電気を絶やさずお届けしてきました。しかし、我々がお届けしているのは電気そのものに留まらず、安心・安全・便利さであると考えています。そして、レジリエントで安心・安全で強靭な暮らしを支えるという我々の事業活動そのものがCSRだと認識し、社会とともに成長してきました。

我々がビジョン2.0において想定した2050年の社会像は、「脱炭素」化された「安心・安全」な「分散・循環型」社会であり、それに向かって様々な課題を解決していかなければなりません。これらを達成するために、ステークホルダーおよび当社グループ経営の視点から重要性評価・分類を行い、マテリアリティ(重要課題)を特定しました。そして、脱炭素社会実現をはじめとした地球環境への対応、自然災害等の危機管理、人的資本への投資などのサステナビリティに関する課題に対応する指標・目標を定め、課題解決に優先的に取り組んでいます。

特に、脱炭素社会の実現については、2050年に向けたゼロエミチャレンジ2050を策定し、2030年をマイルストーンとして意欲的な目標と計画を掲げて、取り組みを進めています。具体的には、JERAによるアンモニア混焼や、再エネ事業、グローバル事業、資源循環事業などグループ全体で事業を拡大しています。そして、脱炭素などの社会課題解決への貢献を通じて、お客さま・社会の皆さまとともに持続的な成長を実現します。

また、ビジョン2.0の達成のためには、人財一人ひとりがそれぞれのライフイベントやキャリアステージに応じて思う存分、力を発揮できるとともに、会社と社員が互いに高め合える仕組みや環境づくりが必要となります。その実現のために人財戦略を取りまとめ、多種多様な力を持つ人財を確保・育成し、人財一人ひとりがその能力を思う存分発揮するための取り組みを具体化しています。

最後に、当社グループの事業運営の基盤は、創立以来築いてきたお客さまや社会の皆さまからの「信頼」です。私たち中部電力グループは、従業員一人ひとりがコンプライアンスを徹底するとともに、良き企業市民としてのCSRを完遂してまいります。

今後も、当社グループの行動規範であるCSR宣言に則り、事業活動を展開していくことで、お客さまや株主、 地域の皆さま、お取引先をはじめステークホルダーのみなさまが求める価値をお届けすることを通じて、共に持続可能な社会の発展に貢献してまいります。

ステークホルダーの皆さまが求める価値のお届けに向けて

ステークホルダーが求める価値のお届けに向けて

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