プレスリリース

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碧南火力発電所2号機排煙脱硫装置排水汚泥の埋立処分に係る判定基準値超過について

2010年07月20日
中部電力株式会社

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碧南火力発電所(愛知県碧南市港南町二丁目8番2 所長:栗山 章)では、発電所構内に産業廃棄物の最終処分場(管理型)を設置し、構内で発生する廃棄物(石炭灰、汚泥など)を埋立処分しておりますが、この程、埋立処分した汚泥の一部に廃棄物の処理および清掃に関する法律に規定された「産業廃棄物の埋立処分に係る判定基準」(以下「判定基準」という。)を超えていたものがあることが判明しました。

判定基準を超えていた汚泥は、2号機排煙脱硫装置(注)から排出されたものであり、その溶出試験において、2010年4月7日に採取した試料の水銀またはその化合物の分析結果が、2010年7月16日の速報値で0.013mg/Lとなり、判定基準値(0.005mg/L)を超過していました。

現在、2号機排煙脱硫装置から排出された汚泥の埋立処分は停止しております。

また、これまでに最終処分場内の水および周辺の地下水の分析をおこなった結果、水銀が検出されなかったことから周辺環境への影響はないと考えております。

本件については愛知県および碧南市に報告するとともに、本日立入調査を受けました。

なお、原因につきましては現在調査中ですが、今後、関係行政機関のご指導に基づき適切に対応してまいります。

(注)排煙脱硫装置とは、ボイラーからの排ガスに含まれる硫黄酸化物を取り除く設備です。この装置のうち冷却塔(排ガスの冷却およびばいじんなどの除じんを目的とした塔)にて補集したばいじんなどを脱水し、発電所の最終処分場にて埋立処分しています。

以上

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