プレスリリース

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浜岡原子力発電所5号機の停止期間の延長について

2010年09月29日
中部電力株式会社

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当社は、定期検査中の浜岡原子力発電所5号機(沸騰水型、定格電気出力126.7万キロワット)について、本年9月末頃としていた停止期間をさらに延長することとしましたのでお知らせいたします。

5号機については、昨年8月11日に発生した駿河湾の地震において他号機に比べ大きな地震記録が観測されたことを踏まえ、当社は、その観測記録を用いた耐震設計上重要な設備の地震応答解析による設備健全性評価結果および設備の点検・評価結果について原子力安全・保安院に報告し、同院から5号機の設備の健全性は維持されているものと判断されております。

さらに当社は、想定東海地震を対象として、駿河湾の地震を踏まえた5号機の耐震安全性への影響確認結果について、国のワーキンググループ(注)にて報告してきております。ワーキンググループでは、当社が算定した影響確認用地震動に関して説明性を向上させる観点からのご意見が出されており、当社としては、これらのご意見を踏まえ、ワーキンググループに追加の報告をおこなうとともに、その報告内容などについて地域の皆さまにご説明したうえで5号機の運転を再開したいと考えております。運転再開の時期につきましては見通しがつき次第お知らせいたします。

今後とも、浜岡原子力発電所の安全確保を最優先に、地域の皆さまに信頼していただける発電所を目指してまいります。


(注)国のワーキンググループとは、総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会耐震・構造設計小委員会の、地震・津波、地質・地盤合同ワーキンググループおよび構造ワーキンググループのことです。

以上

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