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プレスリリース バックナンバー(2011年)

浜岡原子力発電所における高圧ガス保安法に基づく工事の手続き漏れに係る調査結果と再発防止対策について

2011年1月7日

中部電力株式会社

当社は、三重県内の火力発電所で、高圧ガス保安法に基づく工事の申請・届出を実施していないことを確認したため、浜岡原子力発電所においても同様な事例がないか調査した結果、浜岡原子力発電所3、4号機の発電機の付属設備の3弁で、弁の交換に際し、高圧ガス保安法に基づく工事の許可申請・届出漏れがあることを確認しました。(2010年12月27日お知らせ済み

本件に関し、2010年12月24日に静岡県から、当社が静岡県内に設置している高圧ガス施設について、高圧ガス保安法の遵守状況を報告するよう指示を受け、現在、調査を進めています。

そのうち、浜岡原子力発電所における調査結果と再発防止対策を取りまとめましたのでお知らせします。なお、本内容については、本日、静岡県へ報告しています。

1.浜岡原子力発電所における高圧ガス保安法の遵守状況について

(1)施設の設置時における高圧ガス保安法の遵守状況

高圧ガス保安法の適用を受ける施設について、設置時の許可申請・届出に漏れがないことを確認しました。

(2)施設の変更時における高圧ガス保安法の遵守状況

高圧ガス保安法の適用を受ける施設のうち、浜岡原子力発電所3、4号機の発電機の付属設備の3弁で合計7件、弁の交換に際し、高圧ガス保安法に基づく工事の許可申請・届出漏れがあることを確認しました。

(3)許可申請・届出漏れのあった施設の概要、用途について

浜岡原子力発電所3、4号機 発電機用水素・窒素貯蔵設備

貯蔵能力

圧縮水素ガス

1,128m3

圧縮窒素ガス

846m3

用途

水素ガスは発電機の冷却用に使用する。
窒素ガスは保安用(発電機の火災防止用)に使用する。

2.原因の調査結果について(問題点の把握)

以下の要因により、高圧ガス保安法に基づく許可申請・届出漏れが発生したと推定しました。

  • 工事の計画段階で法令に基づく許可申請・届出の要否を確認する社内ルールとなっていましたが、弁本体の取替等、小規模で同一仕様品への取替を実施する工事や予備品との取替のような定例的に実施する工事は対象外としていました。
  • 同一仕様品への取替を実施する場合、変更の工事に該当しないと誤った判断をしていました。また、官公庁への提出書類をまとめた管理表についても、提出時期の欄に「改造があったとき」と記載し、誤った管理を行っていました。

3.浜岡原子力発電所における再発防止対策について

(1)是正措置(早急に実施する措置)

当社は、原因調査から得た問題点に対し、以下の是正措置を早急に実施します。

高圧ガス保安法に基づく工事手続きの社内ルールの改善
  • 工事の計画段階で行う許可申請・届出の要否を確認するルールを見直し、定例的に実施する工事についても確認を行うルールとします。また、官公庁への提出書類をまとめた管理表に、同一仕様品への取替を実施する場合も許可申請・届出が必要である旨を明記します。
  • 知識を有し、かつ、工事の業務プロセスから独立した管理職が、工事計画等の書類を法令遵守の観点から審査し、同様な事象の発生防止を徹底します。

(2)再発防止措置

当社は、現在、社内で同様な事例がないか調査を進めており、その結果を踏まえて再発防止対策を策定します。

また、浜岡原子力発電所では、それに加えて以下の再発防止対策に取り組んでいきます。

ア 法令に関する社内ルールの確認・整備

工事に関連する法令に基づく手続きを確実に実施するため、社内ルールの確認・整備を行います。

イ 審査体制の強化

法令に基づく工事の手続き等に係る業務において、責任と権限を持ってチェックを行う体制を構築します。

ウ 再発防止対策の実施状況の確認

社内の独立した組織による内部監査にて、再発防止対策の実施状況を確認します。

また、高圧ガス保安法に基づく管理状況について、外部専門機関に確認を受けることとします。

 

添付資料

以上