プレスリリース

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今夏の電力需給対策について

2011年06月28日
中部電力株式会社

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当社は、電力の供給面・需要面の追加対策につきまして検討を継続してまいりました。このたび、追加対策をとりまとめましたので、お知らせいたします。

供給面において、当社は、更なる火力機の定期点検時期の変更および工程短縮、他事業者からの電力購入を行うことを決定いたしました。これらの対策により最大43万kWの供給力を追加することが可能となりました。

需要面においては、自家用発電設備を保有するお客さまの発電量の増加、法人のお客さまの計画調整契約の拡大等にご協力いただくことで、最大電力は、供給計画値より15万kW程度低下するものと想定しております。

これらの対策により、今夏における月別の供給予備率は、前回(5月23日)お知らせした水準(5%程度)に比べて1%程度増加し、6~7%となる見通しです。しかし、安定供給の目安である供給予備率8~10%(適正予備率)には未だ達しておりません。

今回、月別の供給予備率に加えて、週別の供給予備率を公表いたしました。その理由は、お客さまに特別にご協力いただいた生産や操業の調整等を反映したことから、皆さま方に、きめ細かく需給見通しをお知らせすることが、より適切であると判断したものです。

ご協力いただきました多くのお客さまに深く感謝申し上げます。

電力需要は、夏の平日の昼間にピークとなります。今夏においては、供給面・需要面での様々な対策を講じても、月曜日から水曜日の13時から16時における電力需給は、引き続き厳しい状況となると想定しております。

当社といたしましては、発電所および関連する送変電設備等の重点的な点検・保守を確実に実施する等、安定供給に万全を期してまいります。

お客さまにおかれましては、誠にご迷惑をおかけいたしますが、今夏の月曜日から水曜日の13時から16時においては、引き続き、節電のご協力をお願いいたします。

適正予備率を下回ると想定される週(注1)の月曜日から水曜日の13時から16時においては、特に厳しい需給状況となることが想定されるため、特段の節電のご協力を賜りたく重ねてお願い申し上げます。

(注1)7月第3週(6.7%)・第4週(5.8%)、8月第4週(6.7%)・第5週(6.8%)、9月第2週(6.4%)
(  )内は供給予備率

別紙

以上

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