プレスリリース バックナンバー(2011年)

今夏の電力需給実績および今冬の電力需給見通しについて

2011年10月4日

中部電力株式会社

当社は、地域の皆さまに節電や操業調整等のご協力を賜り、安定供給を守って、今夏を乗り切ることができました。お客さまの多大なご協力に深く感謝し、厚く御礼申し上げます。

当社は、このたび、今夏の電力需給実績および今冬(注1)の電力需給見通しをとりまとめましたので、お知らせいたします。

 

1 今夏の電力需給実績

今夏の最大電力(最大3日平均電力)は、昨年の実績値(2,698万kW)を197万kW(注2)下回る、2,502万kW(8月8・9・10日)でした。

これは、多くのお客さまに節電や操業調整にご協力をいただいたことや、例年、需要の大きくなる7月下旬から9月上旬(8月中旬を除く)にかけて天候不順であったことによるものと考えております。

具体的には、お客さまの節電による最大電力減少効果は100万kW程度、また、操業調整による木曜日から金曜日の最大電力減少効果は260万kW程度であったと推定しています。

法人のお客さまにご協力いただいた操業調整は、企業にとって痛みを伴う措置であることに加え、従業員のご家族や自治体等多くの方々のご協力がなくては為し得ない特別なご対応であったと考えております。また、ご家庭のお客さまにも、長期間にわたり日々のきめ細かな節電にご協力をいただき、ご不便をおかけいたしました。

お客さまの多大なご協力に深く感謝し、重ねて御礼申し上げます。

 

2 今冬の電力需給見通し

今冬の最大電力は、お客さまの節電意識の高まりによる需要抑制があると考えられる一方、産業用需要を中心とした需要増加が見込まれることから、当初計画(平成23年度供給計画)と同じ、2,319万kW(2012年1月・2月)と見込んでおります。

また、供給力については、火力発電所の定期点検の期間短縮や工期変更、水力発電所の補修工程の見直し等に最大限取り組み、157万kW上積みすることにより最大で2,487万kW(2012年2月)となる見通しです。

これらにより、今冬の供給予備率は、7%程度となる見通しであり、安定供給の目安である適正予備率(8~10%)を下回ります。そのため、お客さまには誠にご迷惑をおかけいたしますが、生活や生産活動に支障のない範囲での節電のご協力をお願い申し上げます。

さて、冬季は、暖房や照明のご使用が多くなるため、夏季に比べて、1日のうちで電力需要が大きい時間帯が長くなります。また、浜岡原子力発電所の全号機停止により、今夏の需給対策として火力発電所の定期点検を繰り延べた結果、今冬は、運転可能な発電機(供給力)が減り、火力発電所の稼働率が極めて高い状態となります(供給余力が少ない時間帯が夏季に比べて長くなります)。

万一、大規模電源が故障した場合は、長時間にわたり安定供給に支障を来すことも懸念されます。このような事態の発生が予想される時には、当社は、速やかにお客さまにお知らせするとともに、改めて特段の節電をお願いせざるを得ません。

当社としては、こうした事態を何としても回避するべく、発電所および送変電設備等の重点的な点検・保守を確実に実施し、安定供給に万全を期してまいります。

皆さまのご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

(注1) 2011年12月1日から2012年2月29日までの期間です。

(注2) 端数処理の関係で計算が合わない。

 

別紙

以上