プレスリリース

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タイ国・太陽光発電事業への参画

2013年02月26日
中部電力株式会社

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当社は、タイ国中部および北部において、合計6ケ所のメガソーラー発電所(契約容量30.9MW)の開発・運営を行う事業会社(注1)の株式49%を、Gunkul Engineering Public Company Limited(以下「GUNKUL」)(注2)から取得しましたのでお知らせいたします。

当社が海外の太陽光発電事業に参画するのは初めてとなります。

本事業は、タイ国VSPPプログラム(注3)に基づいて、タイ地方配電公社(以下「PEA」)との長期売買契約により、電力を卸販売するものです。保有するメガソーラー発電所のうち2ヶ所(7.4MW)は既に商業運転を開始しており、残り4ヶ所(23.5MW)は現在、建設中です。当社は今後、GUNKULと共同で本事業を推進し、適切な事業運営に努めてまいります。

当社にとって、タイ国は、2001年に当社初の海外投資案件へ参画して以降、アジア地域における拠点として位置付けている国であり、本事業は、当社にとって同国における5件目の参画案件となります。

また、籾殻発電事業、東南アジア最大のホアイボン風力発電所に続く再生可能エネルギー事業への参画であり、同国における地球環境保全に一層貢献できるものと考えております。

当社は、将来にわたる持続的な成長を確かなものとするために、経営資源を活用して海外での事業展開を進め、収益の拡大を目指してまいります。また、海外事業を通じて技術力やブランド力などの向上を図ることにより経営基盤を強化し、国内のエネルギーサービスのさらなる充実を目指してまいります。

(注1)Gunkul Powergen Company Limited
GUNKULが2009年に設立した本事業を推進するための事業会社。当社の事業参画により社名をGunkul Chubu Powergen Company Limited変更する予定。

(注2)Gunkul Engineering Public Company Limited
タイ国で送配電および変電機器の製造販売を行っている電気機器製造販売事業者。1982年に設立され2010年にタイ証券取引所に上場。

(注3)VSPPプログラム
Very Small Power Producer(極小発電事業者)と呼ばれる10MW未満の発電事業者に対して、タイ国政府はPEAを通じて、エネルギーの全量買取を行っている。申請により、再生可能エネルギーの促進を目的としたインセンティブ制度(補助金支給)の適用を受けることができる。

別紙

以上

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