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プレスリリース 2014年

浜岡原子力発電所5号機海水混入事象に係る点検状況について

2014年10月3日

中部電力株式会社

当社は、2011年5月14日に発生した浜岡原子力発電所5号機の主復水器細管損傷事象により系統内に海水が混入したため、海水が混入した設備や燃料について点検および健全性の評価をおこなっています。

本年9月を目途に計画していた点検について、これまでの点検結果をお知らせするとともに、原子炉圧力容器の内張り材等の一部の機器について点検項目を追加することに伴い、点検期間を延長することとしましたのでお知らせします。

1 点検結果

(1)設備

①原子炉圧力容器および炉内構造物

目視点検の結果、原子炉圧力容器の内張り材や炉内構造物の一部に腐食が確認されています。

原子炉圧力容器は、内張り材に腐食が確認されていますが、目視点検による腐食の大きさや超音波による腐食深さの測定結果などから、必要厚さを保持していると推定されるため、機能に影響はないと評価しています。今後、内張り材の腐食の深さや形状をより詳細に把握するための調査を追加しておこないます。

一方、蒸気乾燥器等の炉内構造物については、腐食に対する補修や取替等をおこなうことで機能が維持できるものと評価しています。また、詳細な評価のため、腐食深さの測定等を追加しておこないます。

②その他の原子炉設備およびタービン設備

海水が混入した系統のポンプ、弁および配管等を対象に、分解・開放点検をおこなった結果、一部の機器について腐食が確認されています。また、機能に影響を及ぼす可能性のある異常が確認された機器について追加点検をおこなっています。いずれの点検においても、各機器は補修や取替等をおこなうことで機能が維持できるものと評価しています。

今後、残りの追加点検を着実に実施していきます。

(2)燃料

燃料の調査、材料試験をおこなった結果、海水混入による燃料の健全性への影響は確認されませんでした。なお、燃料の調査の過程で確認された異物・付着物は、分析調査の結果から、燃料の健全性に影響を及ぼすものではないことを確認しました。

2 点検期間の延長

これまでの計画では、本年9月までに点検をおこない、その結果から設備等の評価をとりまとめることとしていました。これまでの点検状況から、追加の調査や点検を実施することとしたため、原子炉圧力容器および炉内構造物の点検期間については2015年度上期を目途に、その他の原子炉設備およびタービン設備の点検期間については2014年度内を目途に変更します。

当社は、今後も5号機について慎重に点検・評価を継続していきます。

別紙

以上