プレスリリース

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「丹生川(にゅうかわ)水力発電所」営業運転開始について

2016年06月29日
中部電力株式会社

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当社は、2015年3月から丹生川水力発電所(岐阜県高山市)の建設工事を進めてまいりましたが、本日、営業運転を開始しましたのでお知らせいたします。

丹生川水力発電所は、岐阜県および高山市が所有する丹生川ダムの直下に建設した発電所で、丹生川ダムの河川維持流量を利用して発電いたします。

岐阜県が管理するダムに当社が建設した水力発電所としては、阿多岐(あたぎ)水力発電所(岐阜県郡上市)に続き2箇所目となります。

水力発電は、貴重な純国産エネルギーであり、また、環境特性にも優れた再生可能エネルギーであることから、当社は、今後も経済性を十分に考慮しつつグループ会社一体となり開発を進めてまいります。

【丹生川水力発電所の概要】

 発電所名

 丹生川水力発電所

 所在地

 岐阜県高山市丹生川町

 水系

 神通川水系 荒城川(あらきがわ)(一級河川)

ダム 

 丹生川ダム(岐阜県および高山市所有)

 最大出力

 350kW(注)(予定)

発電方式 

 ダム式(維持流量)

 最大使用水量

 1.00m3/s

有効落差 

 47.9m

 想定年間発電量

 約210万kWh
(一般家庭約580世帯分の年間使用電力量に相当)

着工日 

 2015年3月20日

 営業運転開始日

 2016年6月29日

(注)本日、河川法に基づく岐阜県による完成検査に合格し、営業運転を開始いたしましたが、現状ではダム貯水位が低く、予定される最大出力(350kW)の確認ができておりません。今後、ダム貯水位が高くなった段階で、最大出力値の確認を行います。

別紙

以上

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