プレスリリース
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発電機冷却用水素の自社製造開始について
2017年09月20日
中部電力株式会社
当社は、新名古屋火力発電所構内に水素製造装置を設置し、2019年3月から火力発電所の発電機冷却用水素を自社で製造することといたしましたのでお知らせします。
当社の火力発電所では、発電機を冷却するために、冷却効果の高い水素を機内に封入しています。
当社は、新名古屋火力発電所構内に水素製造装置を設置し、上越火力発電所を除くすべての火力発電所で1年間に使用する約12トンの水素を自社で製造することといたしました。
水素は、省エネルギーやエネルギーセキュリティの向上、環境負荷の低減などの面から、我が国の重要なエネルギー源として期待されており、国においても水素社会の実現に向けた取り組みが推進されています。
当社は、自ら水素製造に取り組むことにより新たな知見を獲得し、今後の水素エネルギー利用に役立ててまいりたいと考えております。
当社は、時代の変化を見据えた「新たな価値の創出」に挑戦し続けることで、一歩先を行く総合エネルギーサービス企業グループを目指してまいります。
【水素製造装置の設置概要】
設置箇所 |
新名古屋火力発電所構内(名古屋市港区潮見町34) |
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水素製造方法 |
天然ガスを原料とする水蒸気改質法 |
年間製造量 |
約12トン |
供給開始予定 |
2019年3月 |
水素を供給する発電所 |
新名古屋火力発電所 |
以上