プレスリリース

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ワイヤレス型温度計測システム“MieruTIME 4D(ミエルタイム フォーディー)”の開発および計測・解析サービスの開始について

2017年12月01日
中部電力株式会社
九州計測器株式会社

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中部電力株式会社(代表取締役社長:勝野哲、所在地:名古屋市東区、以下「中部電力」)と九州計測器株式会社(代表取締役社長:岩倉弘隆、所在地:福岡市博多区、以下「九州計測器」)は、空間温度を4D(注1)で表示できるワイヤレス型温度計測システム「MieruTIME 4D(ミエルタイム フォーディー)」(以下「本開発品」)を共同で開発しました。

工場や飲食店などでは、温度管理が必要な製造工程において設備からの排熱による温度ムラ発生や、厨房での温冷熱の偏りによる作業環境悪化などの課題があり、温度ムラや熱だまり箇所の特定が求められていました。

本開発品は、温度を計測するワイヤレス型のポールを配置し、無線でパソコンにデータを集約し映像化することで、目には見えない空間の温度ムラや熱だまりなどの室内環境を可視化することができます。また、改善を行う様子をリアルタイムで確認することができるため、検証時間の大幅な短縮と給気・換気量の運用変更などによる改善精度の向上を実現します。

中部電力は、本日から、工場や飲食店などのお客さまからのご要望に応じて、計測・解析サービスを行うエネルギーソリューションサービス(注2)を開始します。本開発品を活用した中部電力のサービスをご利用いただくことで、温度ムラや熱だまり箇所の特定、改善策の検討および改善効果の確認までサポートします。

本開発品は、2018年2月から中部電力および九州計測器より年間30台を目標に販売します。

(注1)4D:3次元表現(縦、横、奥行き)に加え時間軸を捉えることのできる表現手法

(注2)エネルギーソリューションサービス:工場やオフィスなどのお客さま向けに当社が提供する、エネルギーの最適利用を提案するサービス

別紙

以上

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