HOME>IR・企業情報>広報活動・資料・データ集>リリース情報>プレスリリース>2017年>電柱を活用した認知症高齢者徘徊見守りシステム大府市内で実証実験開始

プレスリリース 2017年

電柱を活用した認知症高齢者徘徊見守りシステム大府市内で実証実験開始

2017年12月4日

国立大学法人名古屋工業大学
中部電力株式会社

国立大学法人名古屋工業大学(名古屋市昭和区、学長:鵜飼 裕之、以下 「名古屋工業大学」)と、中部電力株式会社(名古屋市東区、代表取締役社長: 勝野 哲、以下 「中部電力」)は、12月5日より、大府市共和西自治区地区内において、電柱を活用した認知症高齢者徘徊見守りシステム「見守りプラス」の実証実験(以下「本実証実験」)を開始することといたしましたのでお知らせします。

本実証実験では、協力者が携帯する電波発信器の信号を、電柱に設置した固定型受信機やスマートフォンが検知し、IoT向け通信技術であるLPWA(注1)やBLE(注2)などを活用することで、見守り者のスマートフォンやパソコンから協力者の位置情報を確認いただくことができます。また、位置情報の軌跡をサーバーに蓄積しAIにより分析することで、認知症などによる徘徊的行動を検知するモデルの開発を目指します。(注3)

名古屋工業大学は、高齢化社会の課題解決につながる先駆的な取り組みとして、「見守りプラス」を開発し、2014年度から大府市内で徘徊者捜索の実証実験を行ってまいりました。

本実証実験においても、運営主体として「見守りプラス」のシステム運営や抽出データの分析を行うことで、電柱に設置した固定型受信機の有用性を検証し、年々増加する認知症などによる徘徊高齢者を見守るシステムの研究・開発に役立ててまいります。

中部電力は、事業領域の拡大や新たな価値の創出を目指し、ICT機器を活用した電柱の高度利用化について、取り組みを進めております。

本実証実験では、固定型受信機を電柱に設置し、本実証実験に必要となるインフラを提供することで、通信技術に関する知見を獲得し、電柱を利用した新たな地域サービスの開発に活かしてまいります。

「見守りプラス」の実証実験(概要)

「見守りプラス」の実証実験(概要)

実証期間

2017年12月5日~2018年2月28日

実証エリア

大府市共和西自治区地区内

協力者

本実証実験にご賛同いただける地域住民の方、および名古屋工業大学の学生約40名

内容

(1)固定型受信機を共和西自治区地区内の電柱計25箇所に設置し、協力者の移動データを収集
(2)協力者が徘徊の模擬行動を行い、認知症などによる徘徊的行動を推定するAIモデルの構築を行う

協力

大府市、共和西自治区、知多メディアスネットワーク株式会社

(注1)Low Power Wide Areaの略。通信速度を低速に制限することにより、低消費電力、広い通信エリア、通信端末の低価格化を実現する無線通信方式

(注2)Bluetooth Low Energyの略。比較的短距離な無線データ通信を目的とした通信規格Bluetoothにおけるバージョン4.0の呼称

(注3)本研究の一部は総務省SCOPE地域ICT振興型研究開発事業の一環として実施しています。

別紙

以上