健康保険組合向けのオンライン診療サービスを提供するメドケア社と資本業務提携

印刷

記事をシェアする

当社とメドケア株式会社（本社：東京都豊島区、代表取締役社長：明石 英之、以下「メドケア社」）は、ヘルスケア・データプラットフォーム領域におけるサービス開発に向けた業務提携について合意するとともに、メドケア社が実施する第三者割当増資を当社が引き受け、メドケア社の株式を2019年12月に取得しました。

メドケア社は、生活習慣病患者などにオンライン診療サービスを提供する「MEDICALLY(メディカリー)」を通じ、健康保険組合の経営合理化を目指すベンチャー企業です。健康保険組合員の健診データなどを活用し、オンライン特定保健指導（注）や禁煙外来サービスなどを展開しており、これまでに約120の健康保険組合に導入されています。

今回の業務提携により、今後、メドケア社のサービスと、当社のデータプラットフォームの連携を進めていくこととなります。

今回の出資は、先端技術や革新的なビジネスモデルを有するベンチャー企業およびベンチャー投資ファンドへの投資を迅速に行うための社内ファンドとして、2019年4月に設立したコーポレートベンチャーキャピタル「中部電力コミュニティサポートファンド」からの出資となります。

両社は、少子高齢化の進展や地方の衰退という社会課題へのソリューションとして、地域内で安心して医療サービスを受けられる患者と医師が双方向にコミュニケーションを図ることができるプラットフォームの構築や、サービスの開発・展開に努めてまいります。

（注）メタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）の早期発見を目的とした健診結果に基づき、保健師・管理栄養士などが生活習慣を見直す指導・サポートを行うこと

【ご参考】メドケア社　会社概要（2019年8月末現在）

以上