定例記者会見(2014年) 2014年5月度 定例記者会見 水野社長挨拶

2014年5月27日

中部電力株式会社

  • 本日、私からは、
  • 浜岡原子力発電所の初動対応体制の強化
  • 原子力安全技術研究所の研究発表会の開催
  • 徳山水力発電所2号機の営業運転開始および上越火力発電所の総合運転開始

について、お話しいたします。

浜岡原子力発電所の初動対応体制の強化

  • はじめに、「浜岡原子力発電所の初動対応体制の強化」について、お話しいたします。
  • 浜岡原子力発電所では、福島第一原子力発電所での事故の教訓から、事故収束には現場の初動対応が重要であると考え、体制面での強化を図ることとしました。
  • 具体的には、訓練を積んだ従業員が24時間365日、発電所に常駐し、事故時の初動対応を専門的に行う「緊急時即応班」を設置することとしました。
  • 現在実施している4号機の安全性向上対策と並行して設置の準備を進めていくこととし、今年7月から立ち上げ準備を開始いたします。
  • 現状、浜岡原子力発電所の従業員は、通常業務と並行して事故発生時の現場初動対応の訓練を行っていますが、対応をさらに強化するため、初動対応に特化した組織を設置します。
    配属される従業員は、初動対応に必要な訓練と知識の習得を重ねていくこととなります。
  • 「緊急時即応班」についてもう少し詳細に述べますと、夜間休日に事故が発生した場合、発電所対策本部が立ち上がるまでの間は、「当直の長」の指揮命令の下、初動対応の中心的な役割に就きます。
  • 『重機によるアクセスルートの確保』、『電源車による電源確保』等の想定される対応のほか、いかなる状況にも臨機応変に対応できるよう、「緊急時即応班」のメンバーは、平時においても事故を想定した教育、訓練に励むこととなります。
  • また、日常業務においては高台に配備する『可搬型のポンプ』や『電源車』など重大事故対処設備の巡視や定期的な試験も行い、常に使える状態にしておく任務に就きます。
  • 以上のように、訓練を積んだ従業員を24時間365日、発電所に常駐させ、必要な初動対応を迅速かつ的確に実施することにより、浜岡原子力発電所の防災面での強化を図ってまいります。

原子力安全技術研究所の研究発表会の開催

  • 次に、当社の原子力安全技術研究所における、研究発表会の開催について、お話しいたします。
  • ご案内のとおり、当社は、浜岡原子力発電所の更なる安全性向上を目指して、2012年7月に発電所構内に原子力安全技術研究所を設置し、浜岡原子力発電所の現場を活用した自社研究や大学・研究機関と連携した公募研究を実施しております。
  • このたび、これまでの原子力安全技術研究所における研究成果や進捗について、地元の皆さまにご説明させていただくため、研究発表会を実施することといたしました。
  • このたびの発表会では、原子力安全技術研究所で実施している、津波の早期検知に関する研究や東日本大震災支援を踏まえた地震防災体制の整備に関する研究のほか、原子力に係る公募研究のうち、2013年度に研究を開始した13件の研究について、その成果や進捗を発表させていただく予定です。
  • 当社は、引き続き、原子力安全に関する研究を進め、地元をはじめ社会の皆さまの安心につながるよう、全力で取り組むとともに、原子力の将来を担う人材の育成に貢献していきたいと考えております。

徳山水力発電所2号機の営業運転開始および上越火力発電所の総合運転開始

  • 最後に、発電所の営業運転についてお話しいたします。
  • 今月15日に、徳山水力発電所2号機および上越火力発電所2-2号が営業運転を開始いたしました。
  • いずれも無事に営業運転を開始できましたことは、ひとえに地元の皆さまおよび関係者の皆さまのご理解・ご協力の賜物であると深く感謝しております。
    この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。
  • 先ず、徳山水力発電所ですが、2つの発電機を備えた発電所で、このたび、営業運転を開始した2号機の出力は22,400kWです。
    徳山ダムからの河川維持に必要な放流水を利用して常時運転する、高稼動な電源となります。
  • 一方、1号機(出力131,000kW)につきましては、2015年6月の営業運転開始を目指し引き続き建設を進めてまいります。
  • 次に、上越火力発電所ですが、総出力約230万kWの最新鋭のガス火力発電所であります。
    2-2号の運転をもちまして、4つのユニットすべてが営業運転を開始したこととなります。
  • 間もなく、今年も暑い夏が到来いたしますが、当社としましては、これら発電所や流通設備の点検・保守によりまして、万全の態勢で臨んでまいりたいと考えております。
  • 私からは以上です。

以上