中部電力|研究の紹介 - 原子力安全技術研究所での取り組み

原子力安全技術研究所での取り組み 研究の紹介

1.原子炉格納容器内の放射線分布評価ツールの開発

原子炉格納容器内は放射線量が最も高い作業場所であり、作業員の被ばくの低減には、作業計画の段階で放射線環境を把握しておくことが重要です。時間とともに変化する放射線源に対して、「作業場所の放射線環境を予測し、分かりやすく表示する」ソフトウェアを開発しています。

2.レーザーを用いた放射能除去技術

原子力発電所の廃止措置で発生する放射性廃棄物の多くは、放射性物質が表面あるいはごく表層部に付着・浸透しているもので、放射性物質を表面から除去(放射能除染)することにより、廃棄物の取扱いを大幅に簡略化することができます。そこで、レーザーを用いた新たな除染技術の開発に取り組んでいます。

3.浜岡1号機の廃材を活用した調査・研究

廃止措置中の浜岡1号機について、原子炉圧力容器や原子炉建屋コンクリートの材料特性の経年変化について調査・研究しています。実機から試料を採取し材料試験をおこなうことで、現行の脆化管理の裕度などを確認するとともに、合理的なコンクリートの健全性評価法の構築を目指します。

4.津波監視・予測技術に関する研究

津波発生時における緊急時対応や迅速な点検・復旧計画の立案に役立てるため、沖合で観測される潮位や流速などのデータを常時監視し、浜岡原子力発電所における津波の到達時刻や高さ・収束時間を予測する「津波監視システム」の開発に取り組んでいます。