大豆と聞いて、みんなは何を思いうかべるかな?
大豆は古くから日本で栽培(さいばい)されている歴史(れきし)ある食べ物で、
いろいろな形で食べられたり、使われたりしているよ。

大豆と聞いて、みんなは何を思いうかべるかな?
大豆は古くから日本で栽培(さいばい)されている歴史(れきし)ある食べ物で、
いろいろな形で食べられたり、使われたりしているよ。
大豆はさまざまな食品や調味料(ちょうみりょう)に加工(かこう)されることが多く、毎日の食事にいろいろな形で登場しているよ。大豆は生で食べられないから、蒸(む)したり、揚(あ)げたり、発酵(はっこう)させたり、あらゆる工夫(くふう)をしておいしく食べられているんだ。
大豆は食べるだけではなく、クレヨンやキャンドル、洗剤(せんざい)、植物油インキ(インク)などの日用品にも使われているよ。例(たと)えば植物油インキは、大豆やココナッツなどの植物からとった油を原料(げんりょう)に作られるよ。
大豆はマメ科という植物で、私(わたし)たちが食べているのは大豆の種(たね)の部分なんだよ。大豆にはたんぱく質(しつ)や脂質(ししつ)、炭水化物、ビタミンなどいろいろな栄養(えいよう)がふくまれているよ。
大豆を使って、お肉の味や食感に近づけた食材(しょくざい)を「大豆ミート」や「ソイミート」というよ。これから世界の人口がどんどん増(ふ)えると、牛肉や豚肉(ぶたにく)、とり肉などの食料(しょくりょう)が足りなくなるかもしれないし、たくさんの牛や豚などを育てるためには、大量(たいりょう)のエサが必要(ひつよう)になって、環境(かんきょう)をこわしてしまう心配もあるよ。そこで、お肉のかわりとなる大豆ミートが注目されているんだ。
大豆は健康(けんこう)にもいいし、地球の未来(みらい)のためにもとても大切な食材(しょくざい)だね。大豆をはじめ、いろいろな食べ物をバランスよく食べて元気に過(す)ごそう。
「大豆まるごと図鑑 すがたをかえる大豆」国分牧衛 監修(株式会社金の星社)、「育てよう!食べよう!野菜づくりの本2 大豆・落花生・さやいんげん」こどもくらぶ著、小菅知三 監修(株式会社ポプラ社)、「図解入門 よくわかる最新代替肉の基本と仕組み」齋藤勝裕 著(株式会社秀和システム)、農林水産省ホームページ