2025年1月1日

温泉について知ろう!温泉について知ろう!

みんなは温泉(おんせん)に入ったことがあるかな?
日本の昔の書物などから、温泉は1300年以上(いじょう)前から
利用(りよう)されていたことが分かっているんだ。
温泉地は今、全国に約(やく)2900か所あるよ。
昔も今も人々に親しまれているんだね。

温泉に入る火野力太(ひのりきた)君とお猿さん

特集1 温泉ってなに?特集1 温泉ってなに?

温泉(おんせん)とは、雨や雪が地下水になり、地下の熱(ねつ)で温まって地中からわき出したお湯のことだよ。地下にある岩の成分(せいぶん)などがとけこんでいて、体によいものもあるんだ。「温度が25度以上(いじょう)」か、「決まった成分が十分にとけている」のどちらかに当てはまれば温泉と呼(よ)ばれるよ。

水蒸気やガスも条件に当てはまれば、温泉と呼ばれるウッキー。長野県にある「地ごく谷温泉」では、ニホンザルも温泉に入るよ!水蒸気やガスも条件に当てはまれば、温泉と呼ばれるウッキー。長野県にある「地ごく谷温泉」では、ニホンザルも温泉に入るよ! 温泉のマナーについて 1入る前に、シャワーか湯船のお湯を体にかける。体のよごれを落とし、温泉の温度に体をなれさせるよ。2イスや洗面器は元の場所に片づける。使った道具は、お湯でサッと洗い流して片づけよう。3タオルは湯船に入れない。お湯をキレイに保つためだよ。4髪の毛は、湯船につからないようにする。髪が長い人は、ゴムなどで結ぼう。温泉のマナーについて 1入る前に、シャワーか湯船のお湯を体にかける。体のよごれを落とし、温泉の温度に体をなれさせるよ。2イスや洗面器は元の場所に片づける。使った道具は、お湯でサッと洗い流して片づけよう。3タオルは湯船に入れない。お湯をキレイに保つためだよ。4髪の毛は、湯船につからないようにする。髪が長い人は、ゴムなどで結ぼう。

特集2 温泉の色はとうめいだけじゃない!?特集2 温泉の色はとうめいだけじゃない!?

とけている成分(せいぶん)のちがいで、色が変(か)わるんだ。光によって色が変わって見えることもあるよ。ふしぎで面白(おもしろ)いね。

いろんな色の温泉の写真いろんな色の温泉の写真

コラム 地下の熱で、電気をつくることができる!?コラム 地下の熱で、電気をつくることができる!?

火山近くの地下の熱(ねつ)で温められた蒸気(じょうき)や熱(あつ)いお湯を使って発電する方法(ほうほう)を「地熱(ちねつ)発電」というよ。発電するときに二酸化炭素(にさんかたんそ)が出ないから、環境(かんきょう)にも優(やさ)しいよ。

地熱発電の写真地熱発電の写真

特集3 お湯に入らない!?いろいろな温泉特集3 お湯に入らない!?いろいろな温泉

温泉(おんせん)にはお湯につかる以外(いがい)の入浴方法(にゅうよくほうほう)があるよ。例(たと)えば、熱(あつ)く焼(や)いた石に温泉をかけて蒸気(じょうき)をつくり、その中で温まる「蒸気浴(じょうきよく)[サウナ]」など、いろいろな種類(しゅるい)があるんだ。

どろをぬる温泉「どろ湯」温泉の中にしずんだ成分(どろのようなもの)を体にぬるよ。砂にもぐる温泉「砂湯」温泉の熱や蒸気で温められた砂の中にねころび、体に砂をかけてひと休みするよ。飲む温泉「飲泉」ヨーロッパなど海外に多いよ。※飲泉ではない温泉は飲まないでね。どろをぬる温泉「どろ湯」温泉の中にしずんだ成分(どろのようなもの)を体にぬるよ。砂にもぐる温泉「砂湯」温泉の熱や蒸気で温められた砂の中にねころび、体に砂をかけてひと休みするよ。飲む温泉「飲泉」ヨーロッパなど海外に多いよ。※飲泉ではない温泉は飲まないでね。

みんなが気になる温泉(おんせん)はどれかな。温泉を利用(りよう)して作った温泉たまごを食べる楽しみもあるよ。ぜひ食べてみてね!

この特集の壁新聞がダウンロードできるよ!

壁新聞画像第779号 温泉の壁新聞[PDF:6,021KB]

おもな参考文献

「温泉の科学 温泉を10倍楽しむための基礎知識!!」佐々木信行 著(SBクリエイティブ株式会社)、「おもしろサイエンス 温泉の科学」西川有司 著(株式会社日刊工業新聞社)、日本温泉協会 温泉名人ホームページ、Canonホームページ

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