みんなのおたよりコーナー

第773号 骨 についてのおたよりが届いたよ。

愛知県名古屋市立高針小学校2年生のお友達

人間の体にはいろんな形のたくさんの骨(ほね)があるんだなと思いました。

そうだね。骨(ほね)にはまっすぐな形だけではなくて、曲がっていたり、丸くなっていたり、いろいろな形があって面白(おもしろ)いよね。しかも、骨は全(すべ)てがかたいわけではなくて、中にはやわらかい骨もあるんだよ。それを「軟骨(なんこつ)」と呼(よ)ぶよ。鼻の先や、耳の上側(うえがわ)の部分をさわってみると、ちょっとやわらかいよね!?この部分に軟骨があって、鼻や耳の形を保(たも)つ役割(やくわり)をしているよ。やわらかいけれど、とても丈夫(じょうぶ)で、骨と骨の間のクッションにもなっているんだ。軟骨はほかにもいろいろな場所にあるから、気になったら調べてみてね。

愛知県豊田市立美山小学校2年生のお友達

名前を知っている骨(ほね)もあったけど、役割(やくわり)は知らなかったので、初(はじ)めて知ることができてよかったです。

名前を知っている骨(ほね)もあったなんて、すごいね!壁新聞(かべしんぶん)ではしょうかいしきれなかった骨を、ここでしょうかいするね!首の下から肩(かた)にそって、横向きにある骨のことを「鎖骨(さこつ)」というよ。実際(じっさい)にさわって確(たし)かめてみよう!それと、おしりの穴(あな)の少し上をさわると、かたい骨があるけれどわかるかな!?これは「尾骨(びこつ)、または尾てい骨(びていこつ)」と呼(よ)ばれる骨で、人間の祖先(そせん)にしっぽがあった名残(なごり)といわれているんだよ。骨のイラストを見ると、小さなしっぽのような形になっているのがよく分かるから調べてみてね。

岐阜県土岐市立肥田小学校5年生のお友達

骨(ほね)の中にある骨(こつ)ずいで新しい血液(けつえき)がつくられているのがびっくりしました。

「骨(こつ)ずい」は、大事なはたらきをしているんだね。血液(けつえき)の成分(せいぶん)である赤血球[酸素(さんそ)や二酸化炭素(にさんかたんそ)を運ぶ]や白血球[細菌(さいきん)やウイルスとたたかう]、血小板[ケガをしたときに出血を止める]をつくっているところで、骨ずいの部分は赤い色をしているよ。どのくらいの量(りょう)の血液をつくっているのかというと、体重50kgの人の場合、骨ずいでつくられる血液の量は1カ月で1リットルくらいといわれているよ。4カ月くらいで体の全(すべ)ての血液が入れかわるんだって。古い血液は、おしっこやうんちにまじって外に出るよ。

三重県度会郡玉城町立下外城田小学校5年生のお友達

人の骨(ほね)の中で一番長いのは大腿骨(だいたいこつ)だと初(はじ)めて知りました。

「大腿骨(だいたいこつ)」は、身長の約(やく)4分1の長さがあるなんてびっくりだよね!逆(ぎゃく)に、一番小さくて短い骨(ほね)はなんだと思う?正解(せいかい)は、耳の中にある「あぶみ骨」という名前の骨だよ。あぶみ骨は、耳の中の「耳小骨(じしょうこつ)」と呼(よ)ばれる骨のひとつで、大きさは約2.6~3.4mm、重さは0.002~0.0043gくらいでかなり小さいんだ。耳小骨は3つの骨が組み合わさっていて、外からの音を調節(ちょうせつ)して、耳の奥(おく)に伝(つた)える役割(やくわり)をしているよ。大きすぎる音は小さく、小さすぎる音は大きくなるように調節するなど、大切な役割があるよ。

静岡県浜松市立北浜北小学校6年生のお友達

骨(ほね)は赤ちゃんよりも大人(おとな)のほうが多いと思っていたけど、赤ちゃんのほうが多いと分かった。

赤ちゃんの骨(ほね)が多い理由は、体が大きくなるのに対応(たいおう)するためなんだ。壁新聞(かべしんぶん)でもしょうかいしたように、大人(おとな)になってからも骨は生(う)まれ変(か)わっているよ。つまり、私(わたし)たちが毎日どんな生活をするかによって、骨が弱くなったり、逆(ぎゃく)に強くなったりするということなんだよ。骨を強くするには、骨を作っているたんぱく質(しつ)やカルシウム、マグネシウムなどをふくむ食べ物[たとえば牛乳(ぎゅうにゅう)やチーズ、小魚、ほうれん草など]を積極的(せっきょくてき)に食べると良(よ)いね。それに運動することでも骨は強くなるよ。いっぱい食べて、いっぱい動こう!

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