もしも巨大(きょだい)地震(じしん)が起きたら、
電気やガスが止まったり、水が使えなくなったりするおそれがあるから、
事前の備(そな)えが必要(ひつよう)だよ。
部屋(へや)の危(あぶ)ないところや、
いざというときの行動も確認(かくにん)しよう!
もしも巨大(きょだい)地震(じしん)が起きたら、
電気やガスが止まったり、水が使えなくなったりするおそれがあるから、
事前の備(そな)えが必要(ひつよう)だよ。
部屋(へや)の危(あぶ)ないところや、
いざというときの行動も確認(かくにん)しよう!
いろいろな防災(ぼうさい)グッズがあるよ。夏はスポーツドリンク[水に溶(と)ける粉末(ふんまつ)タイプもあるよ]や塩分(えんぶん)タブレットなどの熱中症(ねっちゅうしょう)対策(たいさく)になるものを、冬は防寒具(ぼうかんぐ)を用意するなど、季節(きせつ)に合わせて中身を見直そう。
ひなん生活をしているときは、必要(ひつよう)な物がすぐ手に入らない場合が多いよ。
そんなとき、防災(ぼうさい)グッズを上手(じょうず)に使う工夫(くふう)をしょうかいするね。
断水(だんすい)しているときは、水がとても貴重(きちょう)だよ。食器(しょっき)にラップをかぶせて使えば、汚(よご)れても水で洗(あら)い流す必要(ひつよう)がないよ。
適当(てきとう)な長さに切ってねじると、ヒモの代わりになるよ。さらに3本でみつあみにすると、強度のあるロープの代わりになるよ。
けがをしたときに、きずを消毒(しょうどく)してラップをギュッと巻(ま)けば、きず口の保護(ほご)ができるよ。骨折(こっせつ)したときの応急処置(おうきゅうしょち)にも使えるよ。
大きいポリぶくろを、図のようにはさみで切って頭からかぶると、雨をよけるレインコートになるよ。
そのまま手にはめれば、手ぶくろの代わりになるよ。けがの手当てや、汚(よご)れた物をさわるときの感染症対策(かんせんしょうたいさく)になるよ。
地震(じしん)で大きなゆれが起きたとき、室内でも家具がたおれてきたり、物が落ちてきたりすることがあるよ。下のイラストの部屋(へや)を見て、どこが危険(きけん)か考えてみよう!
地震(じしん)はいつ、どこにいるときに起こるか分からないし、そのときに家族といっしょかどうかも分からないよ。だから「自分の身は自分で守る」という気持ちが大切なんだ。命を守るため、いざというときの行動を覚(おぼ)えておこう。
しっかりした机(つくえ)の下にもぐる!
かけぶとんや毛布(もうふ)をかぶる!
すぐにドアを開ける!
手で頭を守り、体を丸める!
看板(かんばん)やブロックべい、切れた電線からはなれる!
全部の階のボタンをおす!
今回しょうかいしたほかにも、おうちの人と災害(さいがい)想定の地図を見たり、家の近くでひなんできる場所を確認(かくにん)したり、いざというときのためにいろいろ話し合おう。
この特集の壁新聞がダウンロードできるよ!
第776号 防災の壁新聞[PDF:7,732KB]「いざというとき自分を守る 防災の本1 そのときどうする 地震」防災問題研究会 編集(株式会社岩崎書店)、「いざというとき自分を守る 防災の本4 今日から始める 防災対策」防災問題研究会 編集(株式会社岩崎書店)、「防災教室 災害食がわかる本」今泉マユ子 著書(株式会社理論社)、「NHK 学ぼうBOSAI 命を守る防災の知恵 地震・津波はどうして起きるのか」NHK「学ぼうBOSAI」制作班 編集(株式会社金の星社)