2025年9月1日

星のロマンへようこそ

晴れた日に夜空を見上げると、キラキラ光る星がたくさん見えるよね!
星ってそもそもなんだろう?どうして光るの?その答えを探(さぐ)ろう!

星はどうやって生まれるの? 夜空でかがやく星のほとんどは、太陽のように自分で光る「恒星」だよ。恒星は、宇宙にただようガスやちりが集まって生まれるんだ。さらに、星が寿命に近づくと、自分でガスをふきだすよ。そのガスから、長い年月をかけてまた新しい星が生まれるんだ。
星にいろいろな色があるのはどうして? 星の表面の温度にちがいがあるからだよ。3,000度くらいだと赤色、6,000度くらいだと黄色、さらに温度が高くなると白っぽく見えて、20,000度以上の星は青白く見えるよ。
望遠鏡などの道具を使わなくても、見える星の数は約8,600個もあるんだって!
地球から一番近い星は? 恒星の中で一番近いのは、「ケンタウルス座アルファ星」だよ。3つの星が回りあってできていて、中でも最も近い星は「プロキシマ・ケンタウリ」という名の恒星だよ。プロキシマはラテン語で「最も近い」という意味なんだ。
星の大きさを比べてみよう! 夜空の星は小さなつぶに見えるけれど、太陽より大きい星もあるよ!恒星の大きさを見比べてみよう。
流れ星の正体は? 流れ星は星ではなく、宇宙の空間にただようちりだよ。数mmから数cmの小さな砂つぶが、地球の大気に飛びこんで、すごいスピードで落ちてくるんだ。そのとき、通り道の大気が熱くなって明るい光を出すよ。
星の光は、昔の光!? 私たちが見ている星の光は、はるか昔の光だよ。例えば北極星という星の光は、約433年前に出した光が、ようやく地球に届いて見えているんだ。
プラネタリウムに行ってみよう!東海地方の主なプラネタリウムの所在地地図

星については、4年生の理科「月と星」などで勉強するから、教科書も見ながら安全な場所で夜空を見上げてみよう。

この特集の壁新聞がダウンロードできるよ!

壁新聞画像第783号 星の壁新聞[PDF:6,876KB]

おもな参考文献

「夜空をおもいっきり楽しむ図鑑」野田祥代監修、富田晃彦監修(株式会社ナツメ社)、「星空教室 秋の星座」藤井旭著(株式会社誠文堂新光社)、宇宙科学研究所キッズサイトホームページ

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