みんなは夏休みに海を見に行ったり、泳ぎに行ったりする予定はあるかな!?
今回は、海で楽しむスポーツの中から「サーフィン」をしょうかいするよ。
みんなは夏休みに海を見に行ったり、泳ぎに行ったりする予定はあるかな!?
今回は、海で楽しむスポーツの中から「サーフィン」をしょうかいするよ。
サーフボードという板を使って波に乗るスポーツだよ。海のうねりや波の大きさなどを観察(かんさつ)し、いい波が来(き)たらサーフボードの上に立って波の下まですべり降(お)りるんだ。上級者になるとスピードを上げてすべったり、波の上で回転したり、より大きな波に乗ったり、いろいろな技(わざ)を楽しむことができるよ。
昔々、ハワイやタヒチに住んでいた古代ポリネシア民族(みんぞく)は、カヌーで海へ出て漁(りょう)をしていたよ。漁から帰るときに波に乗って岸まで戻(もど)ってきていたんだ。次第(しだい)に「波乗り」を遊びとして楽しむようになり、カヌーを小さくしたサーフボードの原形が誕生(たんじょう)したと言われているよ。
サーフィンで最初(さいしょ)に覚(おぼ)えるテクニックがパドリングだよ。片方(かたほう)のうでを前に出して、左右交互(こうご)に水をかく動きをするんだ。主に水の上を移動(いどう)するときに使い、上手(じょうず)に波に乗るためにも、安定したパドリングが大切だよ。
海はプールとちがって、季節(きせつ)や天気、時間帯(たい)などによって水温や波の状態(じょうたい)が大きく変化(へんか)するよ。海で遊ぶときは必(かなら)ず大人(おとな)といっしょに行動し、安全に遊ぶためのルールをきちんと守ろう。
出かける前に、遊びに行く場所の天気予報(よほう)や潮(しお)の満(み)ち引(ひ)きを調べ、晴れていて、風や波が強すぎない日に行こう。
遊泳禁止(きんし)の海には、沖(おき)に向かった強い流れが発生しやすい場所や急に海底(かいてい)が深くなっている場所があるよ。危険(きけん)だから絶対(ぜったい)に入らないでね。
プールでもサーフィンを楽しめる場所があるよ。静岡県(しずおかけん)牧之原市(まきのはらし)にある「静波(しずなみ)サーフスタジアム」のプールでは、サーフィンに適(てき)した数種類(しゅるい)の波を再現(さいげん)することができるんだ。3歳(さい)※から水遊びができ、小学3年生以上(いじょう)からサーフィンの体験(たいけん)ができるよ。
※おむつが取れたこども対象(たいしょう)
写真提供:Surt Stadium Japan株式会社
サーフィンの楽しみ方はみんなに伝(つた)わったかな?サーフィンは東京2020オリンピック競技(きょうぎ)大会で新しく採用(さいよう)された競技なんだ。いろいろな技(わざ)があるから、ぜひ調べてみてね。もし海でサーフィンをしている人がいたら、人と波の動きを見てみよう。
この特集の壁新聞がダウンロードできるよ!
第770号 サーフィンの壁新聞[PDF:5,999KB]「はじめてのサーフィン」株式会社H.L.N.A 監修(成美堂出版株式会社)、「海のボードスポーツABC サーフィン、SUP、ボディボード&ウインドサーフィン」(株式会社地球丸)、「海の遊び方地球元気村遊びテキスト」中村征夫 著(株式会社旬報社)