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防波壁設置工事などの様子(2012年11月)

動画の内容

ナレーション:
こんにちは。儘下笑美です。
この番組では地元出身の私が、中部電力浜岡原子力発電所の地震や津波の対策はどうなっているのか、自分の目で見て皆さまにお伝えします。

まず最初は、浜岡原子力発電所の津波対策工事の現状をご紹介します。

今、私が立っているのは、海抜18メートルの防波壁の前です。
下から上を見上げてみますと最上部が見えないほどの高さです。
そしてこの壁がむこうの方までずーっと続いています。

浜岡原子力発電所では、海抜18mの防波壁の設置を進めており、発電所敷地の海側に沿って、総延長およそ1.6キロメートルにわたり建設しています。

2012年11月19日には、109箇所に分けて施工していた防波壁一般部の据付が完了しました。
現在は、1号機から5号機の放水路をまたぐ部分などの作業を進めています。

また、屋外にある「海水取水ポンプ」が浸水の影響で使えなくなった場合を想定し、同じ機能をもつ「緊急時海水取水ポンプ」を設置するための防水構造の建屋が完成しました。

私は今、3号機の原子炉建屋の前にいます。見てくださいこの厚さ。
こちらは厚さおよそ1メートル、高さ7メートルの大物搬入口の扉です。
これなら万が一敷地内が浸水しても、建屋をしっかりと守ってくれそうです。

防波壁を超える津波が襲来した場合に備え、機器を搬入する入口や、人の出入り口、およそ200箇所に強化扉や水密扉を設置し、建屋内および重要な設備の部屋に海水が浸水するのを防ぎます。

皆さまにご安心いただけるよう、引き続き全力で取り組んでまいります。

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