プレスリリース

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愛知県内の火力発電所における高圧ガス保安法に基づく工事の許可申請・届出漏れについて

2010年12月24日
中部電力株式会社

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当社は、三重県内の火力発電所で、高圧ガス保安法に基づく工事の許可申請・届出漏れが確認(2010年12月6日お知らせ済み)されたことから、愛知県内の火力発電所において、同様の事象がないか調査を進めてまいりました。その結果、愛知県内の複数の火力発電所において、高圧ガス保安法に基づく工事の許可申請・届出漏れが新たに35件確認されました。

当社は、これらの調査結果を愛知県に報告し、本日、愛知県より再発防止に向けた厳重注意文書を受領いたしましたのでお知らせいたします。

愛知県内の火力発電所において、工事の許可申請漏れが3件、事前届出漏れが7件、事後届出漏れが25件確認されました。また、発電所別では、新名古屋火力発電所で1件、知多火力発電所で4件、武豊火力発電所で4件、西名古屋火力発電所で20件、碧南火力発電所で6件の合計35件となります。

工事の許可申請未実施の設備については、現在、使用を停止し、保安上必要な工事を実施してから当該設備を復旧するため、外部への影響はありません。

火力発電設備以外の設備については、工事の許可申請・届出状況を現在全社で調査を行っており、調査結果については改めて関係機関へ報告いたします。

今回確認された事象は、関係法令に対する知識の欠如および工事の実施に伴う法令手続きに関するチェック機能の不備によって発生したものと考えております。また、当該設備については、巡視点検および定期点検を実施しており、異常がないことを確認しております。

当社は、是正処置を行うとともに、本事象を真摯に受け止め、今後、このような事象をおこさないよう再発防止対策を検討・策定し、法令遵守に努めてまいります。

(参考)

三重県内の火力発電所において、工事の許可申請漏れが5件、事前届出漏れが6件、事後届出漏れが8件確認されました。また、発電所別では、四日市火力発電所で12件、川越火力発電所で7件の合計19件となります(2010年12月6日お知らせ済み)。

別紙

以上

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