プレスリリース

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浜岡原子力発電所2号機の耐震安全性向上に係る取組方針および実施計画書の提出について

2012年08月17日
中部電力株式会社

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当社は、経済産業省原子力安全・保安院からの指示(注1)に基づき、浜岡原子力発電所2号機の耐震安全性向上に係る取組方針および実施計画をとりまとめ、本日、同院へ提出しましたので、お知らせします。

1 原子力安全・保安院の指示の内容

当院の指示に基づいて、2012年3月29日に報告がなされた浜岡原子力発電所2号機の耐震安全性評価においては、3号機等の耐震安全性評価で設定された基準地震動で評価が行われていますが、3号機等では2号機よりも大きな地震動による施設設計が行われているとともに、耐震裕度向上工事が行われています。

2号機は廃止措置段階にあるものの、使用済燃料貯蔵プールには、多数の使用済燃料が貯蔵されており、その構造的健全性は、3号機等と同様に重要です。

現在、内閣府において南海トラフの巨大地震について検討が行われていますが、その検討結果を待つことなく、早急に2号機の耐震安全性向上に係る取組を実施するよう指示します。

また、当該取組を実施するに当たり、本年8月17日までに、当該取組の方針及び実施計画を当院に提出することを指示します。

 2 取組方針、実施工程

浜岡原子力発電所2号機の耐震安全性向上に係る取組として、耐震安全性評価報告書にて報告した各施設について、3号機等の耐震裕度向上に用いた目標地震動により耐震性評価を実施します。

評価結果を踏まえ、速やかに安全上の余裕を高めるための必要な対策を行います。

実施工程の表

(注1)経済産業省原子力安全・保安院の指示:2012年8月3日に経済産業省原子力安全・保安院により発出された「浜岡原子力発電所2号原子炉の耐震安全性の向上に係る取組の実施について(指示)」(20120801原院第3号)

(注2)工程は、進捗によって見直す場合もあります。また、現在、内閣府において検討が行われている南海トラフの巨大地震に関する検討結果についても、必要に応じ適切に対応していきます。

以上

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