プレスリリース

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浜岡原子力発電所5号機タービン建屋1階大物搬入口付近における作業に使用していた集じん機のフィルタからの発煙に係る原因と対策について

2018年01月22日
中部電力株式会社

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当社は、施設定期検査中の浜岡原子力発電所5号機タービン建屋1階大物搬入口付近(放射線管理区域内)において2017年11月18日に発生した集じん機のフィルタからの発煙について、原因を調査し、対策をとりまとめましたのでお知らせします。

調査の結果、発煙の原因は、溶断作業によって稀に発生する粒径の大きなスパッタ(注)が集じん機の吸込口から内部に流入し、フィルタに付着したことで、火種となりフィルタが着火・燃焼したものと推定しました。

このため、溶断作業時に集じん機を使用する場合は、スパッタの集じん機内部への流入を低減するため、吸込口に金属板を取り付けることおよび現場監督者がスパッタの飛散状況を確認することにより、再発防止を図ってまいります。更に、より速やかに異常を発見することを目的に、火気監視員は集じん機の状況を常時確認します。

(注)スパッタとは、溶断・溶接作業において発生する高温の金属粒子のことであり、集じん機の捕集対象としているヒューム(溶断・溶接作業において発生する煙状の微細な金属のちり)よりも大きな粒子です。

【これまでの公表状況】

  • 浜岡原子力発電所5号機タービン建屋1階大物搬入口付近における作業に使用していた集じん機のフィルタからの発煙について(2017年11月18日公表

別紙

以上

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