プレスリリース

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変圧器輸送中における絶縁油の飛散について

2019年01月18日
中部電力株式会社

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四日市火力発電所(三重県四日市市三郎町)1、2号機廃止に伴い、低濃度PCB(ポリ塩化ビフェニル)(注)含有絶縁油を使用した変圧器1台を無害化処理施設に輸送していたところ、絶縁油が飛散した可能性のあることが判明しました。

想定される飛散の状況および量から、ただちにお客さまの健康や環境に影響はないと判断しておりますが、特別管理産業廃棄物であるPCBの取り扱いが不十分であったことをお詫びするとともに、今後、適切な取り扱いの徹底に努めてまいります。

【飛散した原因・状況】

変圧器の無害化処理にあたり、抜油し輸送する際に、取り外した配管の開口部をビニールシートで覆う養生を実施しましたが、養生が不十分であったため、配管のくぼみ部分に残った絶縁油が、輸送に伴う振動によって養生部分から一部飛散したと考えております。

なお、変圧器を輸送したトレーラーを監視するために、後方を走行していた車両は、異常(絶縁油の飛散)を確認しておりません。

【概要】

1 日時 2019年1月17日(木曜日) 輸送時間14:00~15:30

2 場所 四日市火力発電所から無害化処理施設(愛知県弥富市楠)の間の道路上(ルートは別紙のとおり)

3 絶縁油の飛散量 最大で約50ml

4 発生・対応状況

発生日

対応状況

1月17日

14:00 変圧器をトレーラーに積み込み、輸送を開始
15:30 トレーラーが無害化処理施設に到着
16:52 トレーラー後方部に絶縁油飛散の形跡を確認

1月18日

関係行政に報告

5 輸送した変圧器
総油量 8,900l(輸送時は、事前に絶縁油の抜油を実施)
PCB含有量 0.65mg/kg

(注)低濃度PCB:0.5mg/kg超過5,000mg/kg以下のものをいう。(0.5mg/kg超過が特別管理産業廃棄物として扱われる)

別紙

以上

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