中部電力3社（注）は、7月1日付で役付職の人事異動を行います。

今年度の異動者数は、2,105名となり、昨年度と比較して約800名増加しました。

異動者数の増加は、主に中部電力パワーグリッドの組織見直しに伴う人財の再配置によるものです。中部電力パワーグリッドは、従来の6支社を19支社に再編する等の組織見直しを2023年4月および7月において段階的に実施しており、新たな組織体制のもと、地域ごとにより自律的な事業運営に取り組むことで、地域特性を踏まえた設備形成、サービス提供を推進してまいります。

（注）中部電力、中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズの3社

中部電力3社は、「経営ビジョン2.0」の実現に向け、脱炭素や新成長領域等の重点分野への増員や、「多様な人財が活躍できる環境づくり」と「自己変革に挑戦する社員への機会と支援の提供」を柱とする人財戦略に取り組んでおります。

重点分野への増員については、今回の人事異動で

• 洋上風力発電、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの開発
• グローバル事業、地域型ヘルスケア、資源循環ビジネスをはじめとした新成長領域

などの事業分野に要員をシフトいたしました。

また、要員のシフトに加え、キャリア採用も積極的に活用し、事業領域拡大のための要員強化および人財の多様化推進を図っております。

人財戦略の観点では、今年度から社内公募制度「マイキャリア公募」を導入し、自律的なキャリア形成を支援するとともに、多様な人財の活躍に向け、女性役付職を新たに26名登用しており、「2025年度の女性役付職数を2014年度（103名）の3倍以上にする」という目標に対して、着実に進捗しております。

中部電力3社は、引き続き人財戦略を推進し、人財の多様化や高度化を図ることで、企業価値の向上を目指してまいります。

異動者数の推移

（単位：名）

	2019年度	2020年度	2021年度	2022年度	2023年度	対前年度
特別役付職	453	468	459	432	556	＋124
一般役付職	1,029	957	898	869	1,549	＋680
合計	1,482	1,425	1,357	1,301	2,105	＋804

以上