プレスリリース

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飯綱町における電力スマートメータ通信網を活用した水道自動検針の実証実験に関する協定を締結

2023年12月04日
長野県飯綱町
中部電力株式会社
中電テレメータリング合同会社

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長野県飯綱町(町長:峯村 勝盛、以下「飯綱町」)、中部電力株式会社(代表取締役社長:林 欣吾、以下「中部電力」)、中電テレメータリング合同会社(代表:野田 英智、以下「中電テレメータリング」)は、本日、中電テレメータリングが提供する電力スマートメータ通信網を活用した水道自動検針の実証実験(以下「本実証」)に関する協定を締結しました。

飯綱町では、少子高齢化により検針員が慢性的に不足しています。また、冬季は積雪により町内全域で検針ができないことから、過去の使用量に基づく暫定使用量料金の精算業務の煩雑化とともに、設備の老朽化や凍結等に伴う宅地内漏水の発見遅延による有収率(注)の低下等が課題となっています。

本実証では、水道の自動検針による検針業務の省力化と冬季における漏水の早期発見に向け、水道メータが雪に埋まった環境においても、電力スマートメータ通信網により安定的に水道使用量データを取得できることを確認します。加えて、自動検針により取得した水道使用量データを用いて、事業者と利用者の双方にとって有益な新たな付加価値サービスについても検討していきます。

今後、飯綱町は、本実証を通じて、水道自動検針に関する知見を深め、水道検針に関する様々な課題解決、効率化に努めていきます。
中部電力および中電テレメータリングは、本実証で得た成果を活用し、電力スマートメータ通信網を活用した新たな価値の創出を一層加速させていきます。

(注)給水する水量と料金として収入のあった水量との比率のこと。

<本実証の概要>

期間

2023年12月4日~2024年3月31日

場所・対象

飯綱町内の住宅・別荘・公共施設 計6戸

検証内容

  • 積雪環境における通信品質の評価
  • 鉄蓋の種類毎の通信品質の評価
  • 水道利用者向けのサービスの検証
  • 水道事業者向けのサービスの検証

<水道自動検針のイメージ>

水道自動検針のイメージ図

以上

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