定例記者会見

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2023年10月度 定例記者会見 林社長挨拶

2023年10月27日
中部電力株式会社

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  • 本日、私からは、
    • 2023年度第2四半期決算
    • 全社防災訓練

    の2点ついて、お話しいたします。

2023年度第2四半期決算

  • はじめに、2023年度第2四半期決算についてお話いたします。
  • 2023年度第2四半期の連結決算につきましては、売上高は、18,415億円となりました。燃料費調整額の増加などから、前年同期に比べ、623億円の「増収」となります。
  • また、経常損益は、3,773億円の経常利益となりました。期ずれが差損から差益に転じたことや、中部電力ミライズにおける電源調達コストの削減、中部電力パワーグリッドにおける需給調整にかかる費用の減少などにより、前年同期に比べ、4,003億円の「増益」となります。
  • なお、期ずれを除いた利益は、2,570億円程度と、前年同期に比べ980億円程度の「増益」となります。
  • 親会社株主に帰属する四半期純損益は、3,115億円の純利益となり、前年同期に比べ、3,541億円の「増益」となります。
  • 当期の中間配当につきましては、1株につき25円とさせていただきました。

2023年度業績見通し

  • 2023年度業績見通しにつきましては、上期の状況などを踏まえ、7月28日に公表した連結業績予想値を修正いたしました。
  • 売上高につきましては、 3兆6,500億円程度を見込んでおり、前回公表から変更しておりません。
  • 経常損益につきましては、中部電力ミライズの電源調達コストの削減や中部電力パワーグリッドの需給調整にかかる費用の減少などにより、前回公表から1,000億円程度「増益」の4,100億円程度を見込んでおります。
  • また、親会社株主に帰属する当期純損益は、前回公表から700億円程度「増益」の3,300億円程度を見込んでおります。
  • 中東情勢の緊迫化などにより、先行きの事業環境に不透明感はありますが、燃料価格の動向や電力需給状況などを注視していくとともに、各事業領域がリスクマネジメントを高度化し、市場への対応力を強化してまいります。
  • あわせて、脱炭素社会の実現をはじめとした新成長領域への戦略的投資の加速など、企業価値向上に向けた取り組みを進めてまいります。
  • なお、来年度以降のお客さまの電気料金水準、および今後の株主還元について、検討の指示を事務局に出したところであります。今後の事業環境の変化などを見極めながらではありますが、来年度の計画策定にあわせ、具体的な施策の検討を進めてまいります。
    内容が決まり次第、改めてお知らせいたします。

資料1

全社防災訓練の実施

  • 次に、11月8日に実施する全社防災訓練についてお話しいたします。
  • 当社グループは、南海トラフ巨大地震をはじめとする大規模災害に備え、現場対応力の強化を目的に、中部電力、中部電力パワーグリッド、中部電力ミライズの3社が合同で、毎年、全社防災訓練を実施しております。
  • 訓練では、大規模停電に対処する「非常災害対策統合本部」と、原子力災害に対処する「緊急事態対策本部」の2つの本部を設置し、初動対応や被害状況の把握、その後の早期復旧に向けた対応などを実施いたします。
  • 今回の訓練テーマは、
    • 今年10月に運用を開始した、新たな災害情報システムの活用による情報共有の迅速化
    • 中部電力パワーグリッドが従来の6支社から19支社に再編されたことによる、本社と各支社間の情報連絡や応援調整の確認
    • 設備被害状況の把握や復旧計画の迅速化
    の3点となります。
  • また、訓練のポイントは、昨年に引き続き、「シナリオ非開示型」で実施することに加え、新たに「訓練の後半で訓練の設定を3日目までスキップ」する点であります。
  • 今回は、訓練の設定を3日目までスキップすることで、本格的な復旧に向けた部門間の連携や復旧箇所の優先順位の検討に重点を置き、災害対応能力の向上を図ってまいりたいと考えております。

資料2



以上

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