お知らせ

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今夏ピーク時間帯における当社事業場の節電の取組みについて

2011年10月05日
中部電力株式会社

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当社は、浜岡原子力発電所の全号機停止を受け、厳しい電力需給状況が予想される今夏の月曜日から水曜日の昼間(13時~16時)において、多くのお客さまの節電や操業調整にご協力をいただき、安定供給を守って今夏を乗り切ることができました。お客さまの多大なご協力に改めて深く感謝し、御礼申し上げます。
(今夏の電力需給実績については2011年10月4日お知らせ済み

【当社事業場における節電対策】

  • 7月~9月の月曜日から水曜日の13時から16時に次の対策を実施
  • 空調機器の運転停止

全事業所を3グループに分け、各グループ上記時間帯のうち、1時間

  • 窓際消灯の実施
  • 冷房温度28度の徹底、照明やエレベーター運転の間引、手洗い給湯停止、夏季軽装の前倒しなどを実施


これらの取組みの効果としまして、各事業場に導入しているエネルギー遠隔管理システム(注1)を用いて7月~9月の月曜日から水曜日のピーク時間帯(13時~16時)における消費電力量をまとめ、昨年実績と比較(注2)しました結果、「電灯(照明など)」でマイナス20%、「動力(空調など)」でマイナス28%、合計でマイナス26%程度の削減効果(注3)を確認できました。

今後とも当社は、電力の安定供給に万全を期すとともに、事業場の節電に取組んでまいります。


(注1):建物の室内環境・建築設備機器運転状態・エネルギー使用量などを遠隔で計測し、電灯設備や空調設備の運用実態を把握するシステムで、設備の運用改善や節電・省エネを促進するツールとして活用できます。同システムは、既に多くのお客さまに利用していただいています。

(注2):全117事業場のうち、7月は51事業場、8月は57事業場、9月は53事業場を対象としました。
エネルギー遠隔管理システムを導入している事業場のうち、停電や工事がない事業場を対象としました。
中部5県の平均最高気温については、7月はほぼ昨年並み、8月と9月は昨年より1°C余り低く推移しましたが、使用電力量の気温補正は行っていません。

(注3):照明設備や空調設備改良工事による高効率化の効果を含んでいます。

以上

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