地域コミュニケーション活動
環境保全活動として「タケノコ掘り」を実施しました 生物多様性に寄与する竹林管理のお手伝い
2026年04月18日


4月18日(土曜日)、中部電力・中部電力パワーグリッド・中部電力ミライズの従業員25名は、環境保全活動の一環となる、生物多様性に寄与する竹林管理のお手伝いとして「タケノコ掘り」を実施しました。
取り組み内容と実績、参加従業員の感想と今後に活かす行動宣言を紹介します。
行政と企業の協働
この活動は、名東区の猪高緑地の環境保全を進めるため、名東自然倶楽部(注1)さまと名古屋市環境局さまのサポートの下、株式会社サンゲツさまと一緒に、2022年から毎年ボランティア活動として実施しています。
私たちは、近隣地域の環境保全を進めるため、行政、企業で協働しています。
また、中部電力からはボート部、ラグビー部のOBメンバーが、地域の皆さまからの日頃の温かい応援に応えようと多数参加し、体力を活かして活動を盛り上げています。
なぜ、タケノコを掘るのか
竹は背が高く、これらが密集すれば太陽光が地面に届かず、他の植物は成長が妨げられてしまいます。
陽の光を地面に当てることで生物がたくさん生きる環境を取り戻すため、竹を伐採することによる竹林整備が必要になります。
竹に成長する前のタケノコであれば、スコップで誰でも掘ることができます。堅い竹を1本伐採する時間内で4、5本は除去できるということから、タケノコ掘りを実施します。
このタケノコ掘りはまさに、生物多様性の保全のためにおこなっています。
今年の成果
今年はなんと、800本を超えるタケノコを掘ることができました。数ヶ月後には背高く成長したであろう800本の竹を駆除できたことになります。日頃、猪高緑地を保全している名東自然倶楽部皆さまにも喜んでいただくことができました。
起伏ある緑地を歩き、掘り、運搬する作業は、かなりの重労働でしたが、豊かな自然環境にするためのお手伝いができ、大いにやりがいを得ることができました。
食を通じた地域貢献
当日掘ったタケノコは、名東区社会福祉協議会を通じて近隣のふれあい食堂8箇所へ「猪高緑地の竹の問題」の啓発資料と共に提供されています。
自らの活動が食を通じた環境教育にも繋がっており、参加者にとってより一層のやりがいとなっています。
参加者(従業員)による行動宣言
私たちは、これら環境活動の機会をきっかけにして、私たち一人ひとりの意識や行動を変えていくことが必要だと考えています。
今回の活動後、参加者から寄せられた活動の感想と行動宣言を、活動成果として紹介します。
- 環境に良い活動を心がけたい。自然に大切さを家族に伝えたい。
- 環境活動にはあまり縁がなかったが、体を動かして貢献することの喜びを感じられた。今後は、同様の機会を捉えて、積極的に環境活動に参加したい。
- 掘る楽しさだけではなく、名東自然倶楽部の方々にも教えていただきながら竹について、環境について学べたことはよい経験になりました。
- 身近な環境に興味を持つことができた。自分にできるボランティアなど探してみようと思います。
- これまで知らなかった環境保全の活動に携わることができ、いい経験になりました。今後は、「自分の知らない環境保全活動に関心を持つ」ことを心掛けたいと思います。
- 普段は体験できないようなことで、純粋に楽しかった上、環境のためになったことは有意義。
- こういった活動があること自体、自分が色々なところにアンテナを張っておかないと気が付かないので、まずはどんな活動があるのか、どんな活動が自分にできるのかを知っていきたいと思いました。
- 実際に参加することで、自然環境を守る取り組みの意義を改めて実感するとともに、自分自身にとっても大きなやりがいを感じることができました。こうした活動に継続して参加していきたいと考えています。
- 身近な自然に関心を持ち続け、自ら関われる範囲で環境保全活動に継続して参加していきます。
環境に係る活動に参加することで、環境保全活動の必要性を学び、大変さを知ることができます。このタケノコ掘りの活動5か年においても、自然は思うように先が読めないため付き合い方が難しく、適切な時期に必要な整備・管理をすることがいかに重要かつ大変であるかということを学んでいます。
私たちはこれからも、人の手が求められる活動に寄り添い、この生物多様性を守る活動をはじめとした地域環境保全活動を、従業員一人ひとりの力を合わせて実施していきます。
なお、本取り組みは、竹林管理者の指示の下に活動しております。無許可での採取は禁止されており、法律で罰せられます。
(注1)名東自然倶楽部:名古屋市と「緑のまちづくり活動に関する協定」を結び、緑地の保全を実施
名東区の猪高緑地、2026年3月「自然共生サイト」に認定
市街化が進む中で残された貴重な66haもの緑地で、起伏に富み、ため池が点在し、貴重な生物が多く生息しています。
名古屋ICに近く、都会に隣接しているにもかかわらず「本当にここは名古屋なのか?」と疑ってしまうほど、広大で豊かな自然が根付いているこの緑地ですが、大変多くの手をかけることで成り立っています。
この緑地では豊かな自然環境を守るため、関係者の皆さんが熱心な活動と呼びかけを継続されており、これまでにも多くの人が共感した結果、地域、行政、企業が連携した環境保全活動が進められています。
2026年3月には、これら多くの取り組みの計画と活動が認められ、猪高緑地は自然共生サイトに認定されました。
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