中部電力グループの再生可能エネルギー 記事
剪定枝を含む国産材100%利用のバイオマス発電所
「遠州フォレストエナジー発電所」の営業運転を開始

中部電力株式会社、フォレストエナジー株式会社および静岡ガス&パワー株式会社が共同で出資する遠州フォレストエナジー合同会社(以下「本事業会社」)は、「遠州フォレストエナジー発電所」(以下「本発電所」)の建設工事を完了し、2024年11月16日に本発電所の営業運転を開始しました。
本発電所は、主に静岡県産の未利用間伐材、剪定枝などを中心とした国産材を100%利用した発電出力7,100kWの木質専焼の施設で、地産地消型バイオマス発電所です。
地域の皆さまおよび関係各所の皆さまに、ご理解、ご協力をいただき、建設工事を完了することができました。
3社および本事業会社は、本発電所の運営を通じて、地域資源を地産地消の循環利用することで、静岡県内の森林整備や林業活性化に貢献するとともに、脱炭素社会の実現に貢献していきます。
本発電所の全景

本事業の概要
発電会社 | 遠州フォレストエナジー合同会社 |
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事業地 | 静岡県袋井市岡崎字八幡前6653番8他(小笠山工業団地内) |
出資会社 | フォレストエナジー株式会社(70%)、静岡ガス&パワー株式会社(25%)、中部電力株式会社(5%) |
発電定格出力 | 7,100kW |
想定年間発電電力量 | 約5,253万kWh(一般家庭約1.7万世帯の年間使用電力量に相当) |
燃料種類 | 主に静岡県産の未利用間伐材を使用した木質チップ |
燃料使用量 | 年間約9万トン |
運転開始 | 2024年11月16日 |