その他の記者会見

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役員人事発表会見

2020年02月19日
中部電力株式会社

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水野会長挨拶

  • まず私から、この度の人事について申しあげます。
  • 本日、臨時取締役会を開催し、4月1日付で、私が会長を退任して相談役となり、新会長に社長の勝野哲氏、新社長には専務の林欣吾氏がそれぞれ就任することを決定いたしました。
  • 2015年に勝野社長が就任して以来、当社は、「浜岡原子力発電所の安全性のさらなる向上」、「新たな時代の安定供給」、「成長に向けた事業基盤の強化と持続的な成長の実現」、さらには「新成長分野の事業化の加速」などに取り組んでまいりました。
  • こうした中、昨年4月に、火力事業をJERAに全面統合いたしました。また、本年4月には、送配電事業と販売事業を分社化し、発販分離型の事業モデルに完全移行いたします。
  • この、第二の創業期とも言うべき、大きな転換点を迎えるにあたり、当社グループの力を結集し、引き続きお客さまからお選びいただき、大きく成長していくため、新たな経営体制で臨んでいくことといたしました。
  • 新会長の勝野氏は、みなさまご存じの通りですが、この5年間、社長として卓越した手腕を発揮し、私も全幅の信頼を置いて経営の執行を任せてまいりました。
  • 電力システム改革、電力・ガスの小売り全面自由化といった、変化の激しい経営環境のなかでありましたが、適切かつ迅速な判断をもって課題を解決し、企業価値の向上を図っていただきました。
  • 今後は、会長として中部電力グループ全体の経営を担っていただきたいと考えております。
  • 新社長の林氏は、現在、販売カンパニー社長として、厳しい競争のなか、販売事業を牽引するとともに、取締役として、経営全般に広く関わっております。
  • また、東京支社を経験し中央情勢にも非常に明るく、バイタリティーあふれ、バランス感覚、判断力、幅広い知識などを兼ね備えた方であります。
  • 今後、ますます事業環境の変化のスピードが速くなるなか、当社のトップとして、まさに適任であります。
  • 勝野氏、林氏とも、人格、識見、力量とも申し分なく、引き続き厳しい経営環境ではありますが、安心して後を託すことができると考えております。
  • 最後になりますが、新会長・新社長を何とぞお引き立ていただきますよう、よろしくお願い申しあげます。
  • 私からは以上であります。

勝野社長挨拶

  • ただいま水野会長から発表がございましたとおり、本日の臨時取締役会において、4月1日付での会長への就任について決議をいただきました。
  • 大変光栄なことではございますが、エネルギー事業を取り巻く環境が激変する中で、会長という重い職務をお任せいただくことになり、身の引き締まる思いでございます。
  • 微力ではございますが、与えられた責任を全うできるよう一所懸命に務めてまいる所存であります。
  • 私は、社長就任以来、「期待を超えるサービスを、先駆けてお客さまへお届けする、一歩先を行く総合エネルギー企業グループ」を目指すということを繰り返し述べてまいりました。
  • 太陽光を中心に、再生可能エネルギーの予想以上の導入拡大が進み、新しい需給環境の中でも、まずは、地球環境に配慮した、良質なエネルギーを安全・安価で安定的にお届けするという「変わらぬ使命の完遂」に力を注いでまいりました。
  • 加えて、現在、お客さまへの新しいサービスの提供や、既存のエネルギーインフラをコミュニティサポートインフラに進化させる取り組みなど、新たな価値の創出に向け、一丸となって取り組んでいるところであります。
  • 一方で、浜岡原子力発電所の安全性向上への取り組み、新規制基準への適合性審査への対応については、基準地震動、津波の審査は大詰めを迎えておりますが、全体的には未だ道半ばであります。
  • このような多くの課題を抱える中でも、お客さまやお取引先のみなさま、役員や従業員、グループ企業など本当に多くの方のご支援、ご理解、ご協力をいただきながら、ここまで来ることができました。
  • 支えていただいたすべてのみなさまに改めて感謝申しあげます。
  • 水野会長の紹介にもございましたとおり、新社長の林氏は、優れた判断力、行動力、バランス感覚を持った方であります。
  • 明るく、常に前向きで、変化の激しい時代にあっても、会社をリードしていただけるものと確信しております。
  • 当社の取り組みは、これから着実に展開していかなければなりません。新たな事業体制、新たな経営体制のもとで、当社グループのさらなる成長、発展を実現するために、今後、林新社長とともに経営のかじ取りを行ってまいります。
  • なお、3月の会見までは私が務めさせていただきますので、その際に改めてご挨拶申しあげたいと考えております。
  • 今後ともどうぞよろしくお願い申しあげます。
  • 私からは以上であります。

林専務挨拶

  • ただいま、水野会長からお話がありましたように、このたび、社長への就任について決議をいただきましたので、一言ご挨拶申しあげます。
  • エネルギー事業を取り巻く環境は、電力・ガスの小売り 全面自由化に伴う、異業種を巻き込んだ競争の激化や、AI・IoTといった最新技術を駆使した、これまでにない新たなビジネスモデルの台頭など、歴史的な転換点を迎えております。
  • また、当社としても、本年4月から、中部電力、中部電力パワーグリッド、および、中部電力ミライズという新たな事業体制に移行することとしており、まさに第二の創業期にあるといえます。
  • このような中、社長という大任を仰せつかり、誠に身の引き締まる思いでございます。
  • 私は、これまで、主に販売部門の業務を経験してまいりました。
  • 販売部門では、営業戦略の立案や電気料金改定などといった仕事のほか、現場での業務にも携わり、お客さまから大変多くのことを学ばせていただきました。
  • また、電気事業連合会に出向した際に、27年ぶりの電気事業法改正に向けた対応を行ったことや、東日本大震災直後に異動になった経営戦略本部において、震災後の成長戦略の策定や事業化を行ったことなど、それまでの価値観や経験とは全く異なる視点や発想が必要とされる業務に取り組んできたことは、とても印象深く残っております。
  • これまで、どんな時でも、情熱と信念をもって、仲間とともに、前に進んでまいりましたが、このたび、社長という大役を仰せつかり、改めて責任の重さを感じております。
  • 事業環境が大きく変化する中においては、一昨年策定しました経営ビジョンを現場の従業員やパートナーまで含めた全員で共有し、それぞれの職場において、自律的に、具体的な取り組みを展開していく必要があります。
  • このためには、まず、これまで以上に、個人の主観や価値観、知識をぶつけ合う、自由闊達な組織をつくっていきたいと考えております。
  • スピーディーかつ着実に、お客さまや株主などステークホルダーのみなさまのご期待にお応えできるよう、「元気でしなやかな企業グループ」を目指し、中部電力グループの役員、従業員、パートナー一丸となって、全力で取り組んでいく所存であります
  • どうぞよろしくお願いいたします。

資料



以上

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