定例記者会見

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2020年10月度 定例記者会見 林社長挨拶

2020年10月30日
中部電力株式会社

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  • 本日、私からは、
    • 2020年度第2四半期決算

    について、お話しいたします。

2020年度第2四半期決算

  • 2020年度第2四半期の連結決算につきましては、売上高は1兆4,519億円となりました。新型コロナウイルスの影響などで販売電力量が減少したことによる852億円、燃料費調整額による502億円の減少などで、前年同期に比べ、マイナス1,204億円、マイナス7.7%の「減収」となりました。
  • 経常利益につきましては、1,464億円となりました。販売電力量の減少など新型コロナウイルスの影響により260億円程度、また、前年においてJERAが海外発電案件の売却益を計上したことの反動などの減益影響はありましたが、期ずれ差益が240億円程度拡大したことや電源調達コストの低減に努めたことなどにより、前年同期に比べ28億円の「増益」となりました。「減収増益」ということであります。
  • なお、新型コロナウイルスによる影響を特定することは難しいため、気温や競争影響を除いた電力需要の減少等をコロナ影響と仮定して算定しております。
  • また、期ずれを除いた利益は、900億円程度と、前年同期の1,120億円に比べマイナス220億円程度の「減益」となりました。
  • 次に、当期の中間配当です。当期の中間配当につきましては、1株につき25円とさせていただきました。
  • 次に、2020年度の業績見通しです。中部エリアの電力需要の減少は、5月の前年比マイナス12.9%で底を打ち、6月以降は産業用需要を中心に、回復基調で推移しております。
  • 新型コロナウイルスによる社会構造の変化など、今後の影響に不透明な部分はありますが、中部エリアの電力需要は、第2四半期の実績や、お客さまからお聞きした情報などを踏まえ、全体としては下期においても回復基調が継続することを見込んでおり、前期に比べマイナス2%程度と、前回公表のマイナス6%程度から上方修正いたしました。
  • その前提のもと、連結売上高につきましては、販売電力量の増加などにより、2兆8,000億円と、前回公表からは500億円の「増収」を見込んでおります。
  • 連結経常利益につきましては、1,450億円と、前回公表からは200億円の「増益」を見込んでおります。
  • 金額について詳しく申し上げますと、期ずれ差益の縮小がマイナス150億円程度あるものの、産業用を中心としたエリア電力需要の増加などによる新型コロナウイルス影響の縮小によりプラス200億円程度、夏季の気温が高めに推移したことによる販売電力量増加によりプラス70億円程度、効率化努力などによりプラス80億円程度を見込んでおります。
  • なお、期ずれを除いた利益は、1,100億円程度と、前回公表と比べ350億円程度の増益、前期と比べ430億円程度(マイナス28%程度)の減益を見込んでおります。
  • 依然として、新型コロナウイルスの影響が不透明であることに加え、厳しい販売競争が継続している状況ではありますが、当社グループとしては、「新たな価値の創出」に向けたビジネスモデルの変革について、社会構造の変化を捉え、取り組みを一層加速していきたいと考えています。そして、お客さま・社会に対し、エネルギーに加え、生活・ビジネス全般に対する付加価値を最大化するとともに、収益拡大にも努めてまいります。
  • 私からは以上です。

資料

     
     


以上

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