定例記者会見

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2021年2月度 定例記者会見 林社長挨拶

2021年02月24日
中部電力株式会社

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  • 本日、私からは、経営ビジョン達成にむけた新成長分野への取り組みに関しまして、
    • 中部電力ミライズと三菱商事による新会社「中部電力ミライズコネクト」の設立
    • 株式会社日本エスコンの連結子会社化

    の2点について、お話しいたします。


  • 当社は、2018年に策定した「経営ビジョン」において、2020年代後半に、連結経常利益を2,500億円に拡大するとともに、収支構造において、国内エネルギー事業と新しい成長分野や海外事業等のポートフォリオを従来の4:1の比率から、1:1の比率に変えていく、すなわちビジネスモデルを転換していくことを掲げています。
  • それはつまり、コミュニティサポートインフラを活用した安心で快適な生活や社会課題の解決に向けたサービスをご提供することにより、国内のエネルギー事業での競争に打ち勝っていくとともに、新しい付加価値を創出しご提供していくものです。

中部電力ミライズコネクトの設立

  • 具体的な事業の展開といたしまして、「中部電力ミライズコネクトの設立」について、社長としての思いをお話しさせていただきます。
  • 中部電力ミライズと三菱商事は、お客さまの日常のくらしをより豊かにするため、見守りや子育て支援、食や健康をテーマに、生涯にわたってお客さまに「よりそうサービス」をご提供する新会社「中部電力ミライズコネクト株式会社」を4月に設立します。
  • 「中部電力ミライズコネクト」は、中部電力ミライズがこれまでエネルギーをお届けする中で培ってきたお客さまとのつながりや、三菱商事が持つ幅広い産業のネットワークや事業での知見に、デジタル技術を融合することで、お客さまの日常のくらしやライフイベントにおける多様なニーズにお応えするサービスをご提供したいと考えております。
  • その第一歩として、まずは中部エリアを対象とした地域密着型サービスを展開するため、会員制倉庫型店「コストコ」の生鮮食料品等をご自宅へお届けする食品宅配サービスや、東京海上グループとの連携によるライフプランニングサービスを早期にご提供できるよう、準備を進めているところであります。
  • このような新たなサービスについては、ライフケア分野においても進めるとともに、これらの取り組みにご賛同いただける様々な企業や自治体と協業を進め、くらし全般のサービスを、お客さま一人ひとりのニーズに応じて融合させ、お届けすることを目指しております。
  • また、これらのサービスは、中部電力ミライズの家庭向けWEBサービス「カテエネ」に加え、現在検討中の新たなローソン店舗など、様々な接点を通じて、今後、全国に向けて展開する予定であり、これまで当社グループとお取引のなかったお客さまにもぜひご利用いただきたいと考えております。
  • 中部電力ミライズコネクトは、当社グループが目指す「コミュニティサポートインフラ」の構築の一翼を担うものであり、お客さまに最適なくらし全般のサービスをご提供することを通して、世代を超えた家族の「絆」やくらし・コミュニティ・ビジネスの「つながり」を創造してまいります。
  • これにより、中部電力ミライズコネクトが、地域・社会のさらなる発展に貢献するとともに、当社グループの成長の新たな原動力となることを期待しております。

資料1

株式会社日本エスコンの連結子会社化

  • 次に、株式会社日本エスコンの連結子会社化についてお話しいたします。
  • 本日、当社は、グループにおける不動産事業をさらに強化し、新しいコミュニティ形成を一体となって進めていくため、持分法適用関連会社である日本エスコンを連結子会社化することを決定しました。
  • 具体的には、日本エスコンが2021年3月に開催を予定している定時株主総会において、第三者割当増資の議案が承認されることを前提として、日本エスコンの株式を追加取得し、出資比率を現在の33%から51.5%にいたします。
  • 当社は、日本エスコンと2018年8月に資本業務提携を行い、翌月に関連会社化いたしました。
  • その後、日本エスコンの不動産開発ノウハウと当社グループがエネルギー事業を通じて培ってきた地域の皆さまとのつながりを相乗的に活かすことで、中部エリアを中心にマンションや商業施設等の共同事業を複数開始するなど、不動産事業においてシナジー効果を発揮しております。
  • 今回、日本エスコンを連結子会社とし、資本関係を強化することで、当社グループが目指す「新しいコミュニティの形」の実現に向けて、グループが一体となって推進する体制が整います。
  • 具体的には、エネルギー事業やコミュニティサポートインフラ事業と、不動産事業を融合させた取り組みを加速させ、シナジー効果を最大限に発揮することで、地域のみなさまの安心・快適な暮らしをご提供するまちづくりを進めてまいります。
  • 今後も、当社グループは、経営ビジョンの達成に向け、新成長分野の事業化を加速し、お客さまや社会へご提供する価値の最大化に努めるとともに、さまざまな社会課題の解決に取り組み、持続的な成長を実現してまいります。

資料2



以上

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