定例記者会見

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2021年度第2四半期決算発表兼 10月度定例記者会見 林社長挨拶 

2021年10月28日
中部電力株式会社

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  • まずはじめに、今月5日に公正取引委員会の立入検査を受けたことについて、一言申し上げます。
  • 4月13日の公正取引委員会の立入検査以降、調査が進められているなかで、この度、2回目の立入検査を受けたことにつきまして、皆さまには大変ご心配をおかけしております。
  • この事実を重く受け止め、引き続き、調査に全面的に協力してまいります。
  • 本日、私からは、
    • 2021年度第2四半期決算

    について、お話しいたします。

2021年度第2四半期決算

(2021年度第2四半期決算概要)

  • 2021年度第2四半期の連結決算につきましては、売上高は、1兆1,604億円となりました。
  • 収益認識に関する会計基準の適用影響などから、前期に比べ、2,914億円の「減収」となりました。
  • 再生可能エネルギーの固定価格買取制度にかかる収益、費用が会計基準の適用により純額処理となり、売上高は大きく減少しましたが、利益への影響はありません。
  • なお、会計基準の適用影響を除くと370億円程度の「増収」となりました。
  • 経常利益につきましては、636億円となりました。
  • JERAにおけるLNGおよび石炭トレーディング事業の利益増加や新型コロナウイルス感染症影響の反動による収支向上などはあったものの、燃料価格の上昇に伴い期ずれが差益から差損に転じたことによる1,010億円程度の減益影響や、ミライズにおける競争影響による収支悪化および卸電力取引市場の価格上昇に伴う電源調達コストの増加などから、前期に比べ、828億円の「減益」となりました。
  • なお、期ずれを除いた利益は、1,090億円程度と、前期に比べ190億円程度の「増益」となりました。

(中間配当)

  • 次に、当期の中間配当について、ご紹介いたします。
  • 当期の中間配当につきましては、1株につき25円とさせていただきました。

(2021年度業績見通し)

  • 次に、2021年度の業績見通しについて、ご紹介いたします。
  • 最近の業績動向を踏まえ、7月30日に公表した業績予想値を、修正しております。
  • 連結売上高につきましては、燃料費調整額の増加などから、2兆5,000億円となり、前回公表からは1,000億円の「増収」を見込んでおります。
  • 連結経常利益につきましては、JERAにおけるLNGおよび石炭トレーディング事業の利益増加などはありますが、燃料価格の上昇に伴い期ずれ差損が拡大することに加え、ミライズにおける卸電力取引市場の価格上昇に伴う電源調達コストの増加などにより450億円となり、前回公表からは650億円の「減益」を見込んでおります。
  • なお、期ずれを除いた利益は、1,200億円と、前回公表からは300億円の「減益」を見込んでおります。
  • 引き続き、燃料価格や卸電力取引市場価格の動向を見極め、この冬に向けて、安全を最優先に安定供給の責務を果たしてまいります。
  • 当社は、これからもお客さまや社会に必要とされる企業グループであり続けるため、お客さまや社会が求める価値を起点に新たなサービスを創出し、エネルギーとともにお届けするビジネスモデルの変革に取り組んでまいります。
  • 私からは以上です。

資料



以上

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