定例記者会見

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平成21年度決算発表記者会見

2010年04月28日
中部電力株式会社

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本日、私からは、

  • 平成21年度の連結決算および当社の決算

について、お話しいたします。

平成21年度の連結決算および当社の決算について

(決算の概要)

  • 売上高につきましては、電気事業において、販売電力量の減少や収入単価の低下により電灯電力料が減少したことなどから、「減収」となりました。
  • 一方、経常利益につきましては、電気事業において、販売電力量の減少や収入単価の低下、原子力発電量の減少などの収支悪化要因はありましたが、燃料価格の低下などの影響から、「増益」となりました。
  • この結果、連結決算・個別決算ともに「減収増益」となりました。

(連結)

  • 当期の連結決算の収支につきましては、資料1「平成21年度決算について」の2ページをご覧ください。
  • こちらに記載しておりますとおり、
    売上高は、前年同期比10.8%減の2兆2,385億円
    営業利益は、前年同期比9.8%増の2,000億円
    経常利益は、前年同期比36.8%増の1,785億円
    当期純利益は、1,085億円
    となり、平成15年度以来、6年ぶりの減収増益決算となりました。

(個別)

  • 次に、中部電力の個別決算でございますが、2ページ下段をご覧ください。
    売上高は、前年同期比10.7%減の2兆 843億円
    営業利益は、前年同期比9.9%増の1,799億円
    経常利益は、前年同期比55.4%増の1,574億円
    当期純利益は、1,064億円    
    となり、連結決算と同様、平成15年度以来、6年ぶりの減収増益決算となりました。

(剰余金の配当)

  • 配当に関しましては、7ページ下段をご覧ください。
  • 配当金につきましては、当社の「株主還元に関する考え方」のとおり、浜岡原子力発電所をはじめ電力の安定供給に不可欠な設備の形成・運用のための投資を継続的に進めつつ、安定的に株主の皆さまのご期待にお応えするため、1株当たり年間60円の配当水準の維持に努めていくことを基本としております。
  • 当期の期末配当金につきましては、この考え方にもとづき、中間配当金と同様1株につき30円を予定しております。  

(22年度の収支見通し)

  • 次に、次期の見通しでございますが、9ページ、10ページをご覧ください。
  • 販売電力量につきましては、前期比2.2%増の1,255億kWhと想定しております。
  • 売上高は、電気事業における販売電力量の増加による電灯電力料の増加などから、連結売上高は2兆3,000億円程度と「増収」を見込んでおります。
  • 一方、経常利益は、電気事業における販売電力量の増加や原子力発電量の増加などの収支向上要因はありますが、燃料価格の上昇などにより、連結経常利益は1,050億円程度と「減益」を見込んでおります。
  • また、個別決算における収支見通しでございますが、売上高は2兆1,500億円程度、経常利益は900億円程度になる見通しであります。
    これにより、連結決算・個別決算ともに「増収減益」を見込んでおります。

(おわりに)

  • 足元では経済活動も回復の兆しを見せ始めておりますが、平成21年度の販売電力量が一昨年度に続き2年連続で前年度を下回るなど、依然として厳しい状況が続いております。
    また、原油価格も世界景気の回復感から少しずつ上昇しており、先行きの不透明感を払拭しきれない状況にあります。
  • こうした経営環境においては、安全の確保を最優先に浜岡原子力発電所の安定的な運転に努めることや、燃料の安定的かつ経済的な調達を図ることが、ますます重要性を増すと考えております。
  • 当社といたしましては、経営全般にわたり一層の合理化・効率化に取り組み、徹底したコストダウンに努めてまいります。そして、安価で高品質なエネルギーを、安定的かつ安全にお客さまにお届けするという、公益事業者としての使命をしっかりと果たしてまいりたいと考えております。

私からは以上であります。

資料



以上

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