プレスリリース

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「伊勢湾横断ガスパイプライン」共同敷設工事の完了について

2013年09月20日
中部電力株式会社
東邦ガス株式会社

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中部電力株式会社(社長:水野明久、以下「中部電力(株)」)と東邦ガス株式会社(社長:安井香一、以下「東邦ガス(株)」)は、伊勢湾の海底下をシールドトンネル(注1)で横断する伊勢湾横断ガスパイプラインの敷設工事を2008年4月から共同で進めてまいりましたが(2006年12月22日お知らせ済み)、このたび、工事が完了いたしました。

中部電力(株)川越火力発電所、東邦ガス(株)四日市工場それぞれと、両社が共同で運用する知多地区LNG基地間をパイプラインで接続することで、基地間のバックアップ体制が整い、柔軟かつ効率的な運用が可能となります。これにより、中部電力(株)は天然ガスを燃料とする火力発電所への燃料供給信頼度の向上を、東邦ガス(株)は都市ガス供給の安定性向上を図ります。

今後とも両社は、暮らしに欠かせないエネルギーを安定的にお届けし、社会の発展に貢献してまいります。

(注1)「シールドトンネル」とは
シールドトンネルとは、シールド工法によって構築されたトンネルの名称。
シールド工法とは、シールドマシン(地盤を掘削する鋼製円筒状の機械)により、地盤の崩壊を防ぎながら、掘削、推進を行いシールドマシン内で覆工板(セグメントと称する)を組み立てる作業を連続して行うことで、トンネルを構築する工法である。シールド工法は、近年、都市の地下鉄や上下水道をはじめ、ガス、通信、電力の都市トンネルや海底トンネル等に幅広く用いられる安全かつ合理的な工法である。

1 概要

概要の図

2 仕様


 設計圧力

 口径(呼び径)

中部電力(株)ガス導管

7MPa

700mm

東邦ガス(株)ガス導管

7MPa

600mm

(MPa:メガパスカル)

以上

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